平和へのバトン
- サブタイトル
- 私たちの戦争体験
- 編著者名
- 山岡 冨美 編著
- 出版者
- 天地人企画
- 出版年月
- 2017年(平成29年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 152p
- ISBN
- 9784908664045
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Y42
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 執筆:山岡冨美ほか 年表あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
『平和へのバトン』出版にあたって―世界平和の実現をめざす中学生に背中を押されて(山岡冨美)
僕の戦争体験(田野中明夫)
最悪だった―学校生活の思い出/国民学校―何を教えられたか/深刻だった食糧難―一般庶民の生活は?/終戦にはなったが―「いつか仇をとると考えろ」
裸足での通学(橋本富子)
一億総動員といわれた時代―本家の家でも/戦争のあった日々を生きて/「今日もまた生き延びましたね」
私は、あの戦争にどう協力してきたか(山岡冨美)
開戦の朝―大本営発表/全校集会での校長の訓話/当時の学校生活は?―「天皇陛下」中心/氾濫するポスター、歴代天皇名の暗記、慰問文/慰問文から思わぬ出会い/玉砕の真相は?―突然のゴムまりの配給に確信が湧く/盛岡高等女学校へ入学/敵機に体をさらした食料増産の作業
/毎月8の日は「必勝」祈願の神社参り/ある日の教室をのぞいてみたら―「教室高座」/東京大空襲と岩手県・盛岡市の空襲/「教育勅語」という名の戦争駆り立て法/戦争を体験した私の思い
女学校・東京大空襲・敗戦……
頻繁な敵機来襲/進学と学童疎開/大人の仲間入り/学徒動員/東京大空襲/家族の集合・離散/工場に爆弾が落ちた/敗戦の日/教師不信/生活の困窮深まる/父、露天商になる/四人の防空壕生活/母の腕まくり
〝軍国少年〟はこうして育てられた(佐藤功)
〝大東亜戦争〟への突入で学校教育は/学校教育では―奉安殿や教科「修身」など/海洋少年団に入団―毎日の行動は軍隊方式そのもの/日常の生活/どんな歌が歌われていたか/中学進学と終戦
学校はどういう場所だったか(山田勉)
日本軍国少年養成所/お国のために鍛えよ/松根油(しょうこんゆ)/勉強どころか殺りく訓練の日々/勉強どころか馬の代わりの使役/敵機の襲撃をかいくぐって家に帰れ/英語の原書を読み聞かせ―建設の言葉を教えた校長は?/校長先生ごめんなさい―「だっくりさん」のこと/
三度経験した特別の恐ろしい体験〔その1〕―おまえ達の首を切り落とす!/三度経験した特別の恐ろしい体験〔その2〕―ミズリー号に突撃するぞ!/三度経験した特別の恐ろしい体験〔その3〕―終戦後に目の前で自爆!/終わりに―震えてばかりいたダメ少年からのメッセージ
私の戦争体験 7~8歳(佐藤静子)
母と2・26事件/入学式の写真/祖母と特攻隊/空襲に怯えて/空襲のない所へ行きたい/母の情報収集力と祖母の底力/新宿駅ホームでの別れ/なくなったかりん糖と飴/芋を盗む/父の大きな腕に抱かれて/
資料
資料1 教育勅語
資料2 国民学校と教科・教科書
資料3 歴代の天皇名
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