図書アタミ オンセンシ000062426

熱海温泉誌

サブタイトル1~10
市政施行80周年記念
編著者名
熱海市教育委員会 製作/熱海温泉誌作成実行委員会 企画・編集
出版者
熱海市
出版年月
2017年(平成29年)4月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
383p
ISBN
NDC(分類)
291
請求記号
291/A94
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

口絵
ごあいさつ
市制八〇周年を祝して(齊藤栄)
『熱海温泉誌』刊行にあたって(内田實)
「あたみ」の黎明期から伊豆山・熱海郷の温泉時代へ(石川理夫)

中世 走湯と熱海郷に広がる温泉場の形成
中世社会における「熱海」(高橋一樹)
浄土信仰と伊豆山経塚(村木二郎)
COLUMN 修験と走湯(栗木崇)
温泉の五山文学(住吉朋彦)
COLUMN 歌にみる熱海 中世まで(吉野朋美)
戦国時代の熱海 中世から近世へ(黒田基樹)
中世熱海温泉の様相(栗木崇)
COLUMN 温泉を見つめてきた温かいまなざし 熱海の神像・仏像(田島整)

近世 大湯をめぐる社会・空間・文化
近世熱海村の社会と温泉 大湯と湯戸、村方・浜方・七湯(松田法子)
近世熱海の空間イメージと建築(松田法子)
COLUMN 大名湯と奉納品(栗木崇)
COLUMN 御汲湯と熱海温泉(梅原郁三)
江戸紀行が描く熱海(板坂耀子)
江戸絵本の作者が描いた熱海 『熱海温泉図彙』・『金草鞋』・『伊豆熱海温泉縁起』(津田眞弓)
COLUMN 温泉番付にみる熱海温泉(石川理夫)
湯前神社の由来と伝承(山芳和/梅原郁三)

近代 温泉観光地としての開発と発展
写真で見る明治の熱海温泉 イメージとその普及(三井圭司)
明治・大正期における湯戸・湯株・大湯の変容(松田法子)
COLUMN 熱海の近代化を促した二人 田中平八と雨宮敬次郎(梅原郁三)
熱海における旅館業の成立と発展 近代から高度経済成長まで(大久保あかね)
COLUMN 明治初期の宿帳から見える熱海の旅館(大久保あかね)
近代の熱海と軍隊 陸軍療養所をめぐって(高柳友彦)
熱海温泉の噏滊館 その意義と影響(高柳友彦)
絵はがきと旅館案内にみる熱海(松田法子)
近代熱海の旅館の系譜と立地・建築(松田法子)
名別荘建築を訪ねて 起雲閣・東山荘・旧日向家熱海別邸(伊藤裕久)
文学が映す熱海の近代(瀬崎圭二)
昭和初期における温泉源と分譲地の開発(松田法子)
近代熱海における交通インフラの進展(高柳友彦)
外国人が見た熱海の温泉(石川理夫)
COLUMN 大正期熱海旅行とその余韻 ある一家の思い出に寄せて(長尾洋子)

戦後 繁栄を支えた人・もの・組織
米軍占領期の温泉地と熱海(平井和子)
熱海の旅館経営を支えた女性たち(高柳友彦)
COLUMN 熱海芸妓の歴史(松田法子)
熱海温泉郷としての発展とその展開(高柳友彦)
熱海温泉の生活インフラ整備 下水道と市営温泉事業(高柳友彦)
COLUMN 熱海の温泉組合と共同浴場(高柳友彦)

熱海の温泉再発見―資源・効果・集客
地球科学的にみた熱海温泉 その生成機構(遊佐悠紀)
熱海の温泉資源の経年変化について(甘露寺泰雄)
温泉観光都市・熱海の地域変化と課題(山村順次)
熱海の主な泉質の効用と海兵保養地(阿岸祐幸)
温泉の健康的活用 市民特定健診結果から(早坂信哉)
全国的にみた熱海温泉の実力と人気度(石川理夫)
市民が選ぶ、熱海ゆかりの人びと(枡田豊美)

資料編
温泉場取締規則、温泉組合規則、温泉使用条例、入浴税
統計

資料紹介
玉久運送店湯樽出荷帳
熱海市立図書館所蔵の和綴じ本紹介
熱海市立図書館所蔵の主な古絵図一覧
熱海市立図書館所蔵の「熱海」を学ぶ人たちへのお奨めの60冊

年表
執筆者
協力
編集後記