図書目録ウミ ナオ フカク資料番号:000062399

海なお深く 上巻

サブタイトル
徴用された船員の悲劇
編著者名
全日本海員組合 編
出版者
全日本海員福祉センター
出版年月
2017年(平成29年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
363p
ISBN
9784425304011
NDC(分類)
916
請求記号
916/Z3/1
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献あり 年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

海員不戦の誓い(全日本海員組合 組合長・森田保己)
発刊に寄せて(元文部科学大臣・衆議院議員・高木義明/日本労働組合総連合会 会長(連合会長)・神津里季生/元全日本海員組合副組合長・戦没船を記録する会・片岡和夫)
序(初版)
第一章 緒戦の海 昭和16年~17年/開戦当時の海上輸送
硝煙海に漂い始める―開戦前夜の日記(大野喜一郎)
奇襲―軍部の描いた筋書きの海(小野光雄)
開戦の夜のマレー奇襲船団(泉精喜)
防空船ありぞな丸の死闘(増田禮二)
補給船団、コタバル沖に沈む(當摩誠一)
香取丸のクリスマス・イブ(武藤辰夫)
冷凍船・秩父丸の最期(高松一男)
 
第二章 制海権なき帝国シーレーン 昭和18年/南方海域、昭和19年/北洋方面
強運の亜丁(あでん)丸輸送記(露原重夫)
死の島ガダルカナルからの生還(本間金一郎)
魚雷の海で(角田松雄)
初乗船のラバウル航海記(西村二三男)
海霧流れるオホーツク海で(川端正二)
砕氷船・高島丸沈没のあと(小田芳太)
千島に眠る少年海員の霊に(沖之悠)
 
第三章 戦火の海の標的となって 昭和16年~20年/反復被災を生きのびた船員たち
受難三度、死の海から生還(足立一男)
悪夢の南アジア補給路(須藤順)
惨禍の海に命を拾う(石田次男)
船長と見習い水夫の生と死(平山豊次)
恐怖と憧れの青春航路(杉崎恒雄)
グェゼリン島の英霊(永田武利)
船友(とも)よ、だれのために(平田和一)
 
第四章 特攻船団の潰滅 昭和19年~20年/断末魔の海上補給路で
特攻輸送「ヒ八七A船団」全滅す(高橋清三郎)
バシー海峡鎮魂(木村利三雄)
弾薬輸送船・安国丸の彷徨(土江春夫)
呪われた初航海(森三男)
海上トラック船隊奮闘す(福田真六)
知られざる漁撈部隊の悲劇(山本真次)
〝特殊漁船〟トロール船の徴用(川崎正市)
 
第五章 受難の傷あと 昭和20年~敗戦/痛恨の記憶を胸に
少年コックの死線周航記(船本栄之助)
敵前に捨てられた撤収船隊(江田敏男)
還らぬ若き生命をしのんで(楠本徳之助)
死臭の船・第六雲洋丸(後藤隆)
身代わりとして散った漁船員の霊に(千葉次郎)
追想の日鉄船隊(村上行示)
船と人の〝訃報処理係〟として(二口一雄)
地獄で会おう、友よ(根本正)
 
第六章 残された者の戦記 遺族の思いはいまも海に
天南丸の航跡を追って(泉谷迪)
妻として語る海からの遺志(真崎ナミ子)
父とぶらじる丸(石井糸子)
平和な商船を使って開戦を準備(鈴木定子)
〝父の海〟この胸に(尾島恵津子)
ガダルカナルの空へ行け(平野洋子)
解説
参考文献
太平洋戦争の推移と商船関係年表
主要船名索引
後記
手記応募者氏名
あとがき(全日本海員福祉センター 理事長 全日本海員組合 組合長代行・田中伸一)

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