図書目録ベイグン カラ ミタ タイヘイヨウ センソウ資料番号:000062212

米軍から見た太平洋戦争

サブタイトル
別冊宝島;2548
編著者名
原 勝洋 監修
出版者
宝島社
出版年月
2017年(平成29年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
111p:挿図,肖像,地図
ISBN
9784800266590
NDC(分類)
391.2
請求記号
391.2/H31
保管場所
開架大型
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

【巻頭スクープ】
「機密解除された米軍文書」から発覚!!
太平洋戦争の解釈に新事実
カラー着色でよみがえる!!『大和』『武蔵』の勇姿①
戦艦『大和』、沖縄への海上特攻の慟哭
カラー着色でよみがえる!!『大和』『武蔵』の勇姿②
戦艦『武蔵』、「レイテ殴り込み作戦」出撃から最期まで
暗号はいつ頃から解読されてどんな情報が読まれていたのか?
米軍作成「特攻被害図」
山本長官機巡視予定 解読電
日本潜水艦と船団予定航路図(昭和19年)
正午位置報告電
【第一章】 屈辱の日
真珠湾攻撃 米太平洋艦隊壊滅の裏側
レーダーが何度も日本機編隊を捕捉するが「米国本土より飛来予定のB17編隊」と結論づける
ルーズヴェルト大統領の宣戦
日本側の攻撃が終了した直後から、海軍工廠は臨時サルベージ組織を設立。復活へと動き出していた!!
コラム①兵器の値段PART.1
大日本帝国海軍の艦艇 その建造費はいくらだったのか?
 
【第二章】 米軍機密兵器
日本の機械暗号は解読されていた
情報獲得に執念を燃やす米国の情報部は暗号機をことごとく収集。すぐに模造機を製作して日本側の暗号を解読していた!!
マーシャル諸島急襲、そのとき日米は?
いかにして米軍は反撃の狼煙をあげたのか?ハワイ通信諜報班は日本軍の動静を交信量から解析。日本側の意図を読み切っていた!!
世界最大級の二式飛行艇を使ったK作戦
気象情報電の解読がその後のミッドウェー作戦に深く影響した事実を解明する
事務的な通信を甘く見ていた日本海軍
「5数字乱数の探知」によって米暗号解読陣は海軍暗号書Dの解読・翻訳を実施していた!!
空母同士の決戦が勃発した珊瑚海海戦
「4月25日変更に関する電文」を解読 米海軍は空母部隊に日本空母を迎え撃たせることを決定した!!
ドーリットル爆撃隊による東京初空襲
「東京に真珠湾奇襲に匹敵する報復爆撃を!!」約3カ月間にわたった“リベンジ作戦”の全容を解明
多くの搭乗員と主力空母を喪失したミッドウェー作戦
「真水不足のやらせ電」にまんまと引っかかった日本。同時にこの電報は米軍にとっても深い意図があった!!
コラム②秘密兵器
日本軍の前に立ちはだかり「強力な壁」となった!!米軍の最新レーダー
 
【第三章】 反攻
なぜガダルカナル島で日本軍の行動はすべて裏目に出たのか?
米海軍通信諜報班は第四艦隊司令長官宛てに発信された電報を傍受。通信解析することによって日本軍の計画を引き出していた!!
「ケ号作戦は成功」ガ島撤退にまつわる日米の齟齬を探る
日本側の通信量が増大したが、反攻作戦の予兆と判断。また日本の陸海軍は別個の暗号を使用していたため命令は口頭だったことで、日本軍を取り逃がしてしまった!!
コラム③兵器の値段PART.2
世界最強の名を欲しいままにした零式艦上戦闘機21型
 
【第四章】 機密漏洩の悲劇
ダンピールの悲劇は日本軍の作戦が稚拙すぎたのか?
「ダンピールの悲劇」として語られる第八十一号作戦失敗は海軍暗号電報による情報漏洩が原因だった!!
機密漏洩が原因で山本五十六長官は狙い撃ちされたのか?
暗号が米軍に破られたのは「第一使用規程」の長時間使用が原因。日本海軍は乱数表を更新するより使用規程を更新すべきだった!!
捕虜尋問施設「トレイシー」の知られざる実態
米軍は9項目からなる諜報がガイドに従って尋問を実施 あらゆる情報を入手して日本の実態を丸裸にしていた!!
コラム④米軍による日本機分析
米軍の凄まじい兵器分析能力 零戦も丸裸にされていた
 
【第五章】 比島奪回作戦
日本側の読みが甘すぎたのか…?「あ号作戦」の失敗
米軍は潜水艦の目視などで日本艦隊の動きを把握。日本軍の動きにまったく気づいていないわけではなかったが「補給か増援部隊だろう」と判断を誤ってしまった!!
「空母誘出作戦の幻」シブヤン海で勃発した海空戦の全貌
日本海軍が記録した戦果と実際の米軍被害の隔たりは徹甲弾約2788発以上が虚しく海中に消えた証明でもある
サマール沖開戦と栗田艦隊「謎の反転」に関する日米の認識
原住民に救助された米操縦士が「日本軍弱体情報」を入手したことで暗号名「KINGII」作戦は2カ月早まり10月20日に決行されることになった!!
コラム⑤不沈艦の真実PART.1
戦艦『大和』は主砲を何発発射したのか?
 
【第六章】 硫黄島
多くの血が流れて激戦となった硫黄島を巡る攻防
特攻に関しては無線暗号を解読して事前にしていたが狭い島内で日本軍は無線を使う必要もなく地下基地や坑道の所在もまったくわからなかった!!
海上特攻 戦艦大和の最期
米軍は「大和の海上特攻命令」を伝達する無線交信を傍受。4月1日から使用された新暗号を、たった3日間で解読していた!!
コラム⑥不沈艦の真実PART.2
轟沈に対する米軍の見解「大和被雷破損図」
 
【第七章】 原爆投下
原子爆弾の投下と敗戦
「爆弾構想」「ロスアラモス研究所」……信じられない破壊力を持った新型爆弾が事前通告なしに投下されるまでの全経緯

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