図書アラヒトガミ カラ タイシュウ テンノウセイ エ000062205
現人神から大衆天皇制へ
サブタイトル1~10
昭和の国体とキリスト教
編著者名
吉馴 明子 編/伊藤 彌彦 編/石井 摩耶子 編
出版者
刀水書房
出版年月
2017年(平成29年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
345p
ISBN
NDC(分類)
312
請求記号
312/Y92
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
はしがき (吉馴明子/伊藤彌彦/石井摩耶子)
Ⅰ 総 論
第一章 国民統合軸としての「天皇教」―制度の視点から(横田耕一)
Ⅱ 現人神天皇から象徴天皇へ
第二章 敗戦と天皇の聖性をめぐる政治―「国体護持」と「国体のカルト」の制御(島薗進)
第三章 天皇は人間宣言でどう変わったか(吉馴明子)
第四章 敗戦直後の教育勅語の廃止をめぐるキリスト者の言説―田中耕太郎と南原繁を中心に(石井摩耶子)
Ⅲ 宗教からみる天皇制の桎梏
第五章 神道指令後における新しい神道の構想―岸本英夫の神道論をめぐって(星野靖二)
第六章 村岡典嗣の神道史研究とキリスト教―国体論と宗教理解(齋藤公太)
第七章 「大東亜戦争」下の日本基督教団と天皇制―教団機関紙に見る「日本基督教樹立」の問題(豊川慎)
第八章 賀川豊彦における戦前と戦後のはざま(遠藤興一)
Ⅳ ケーススタディ―教育・教会・無教会の現場で
第九章 満洲国におけるキリスト教教育と国民道徳―孔子廟参拝強制をめぐって(渡辺祐子)
第十章 戦中戦後の同志社と天皇制―湯浅八郎と牧野虎次の時代(伊藤彌彦)
第十一章 田中剛二と神港教会―戦後、教団を脱退した教会の歩み(吉馴明子)
第十二章 戦後初期「無教会」にとっての「象徴天皇制」―肯定と批判の意識の交錯(柳父圀近)
Ⅴ 象徴天皇制の課題
第十三章 神権天皇制から象徴天皇制への転換―大衆天皇制の成立(千葉眞)
あとがき (吉馴明子)