図書ショウワ イシンシ トノ タイワ000062193
昭和維新史との対話
サブタイトル1~10
検証五・一五事件から三島事件まで
編著者名
保阪 正康 著/鈴木 邦男 著
出版者
現代書館
出版年月
2017年(平成29年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
318p
ISBN
9784768457948
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H91
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
まえがき(鈴木邦男)
第1章 国家改造運動の群像
国家改造運動とは? 前提となる三つの視点
大正天皇と虎ノ門事件
統帥権と大善―なぜ昭和はこんなスタートを切ったのか?
大善という独善
「統帥権」の時代
血盟団事件
第2章 五・一五事件と農本主義
橘孝三郎の思想とは?
北一輝とは何者であったのか?
農本主義はなぜ東北にしかないのか?
第3章 軍事学なき〈軍人大国〉
日本文化に挑戦した日本軍
大東亜戦争・太平洋戦争の三つの過ち
戦後も苦しみ続けた兵士たち
日本は兵士の冥福を祈ったか?
戦友会で話されること
ロシア兵を背負う日本兵が伝えたこと
昭和史のテロリズム
国民皆兵というターニングポイント
兵隊と地方気質
理念なき戦争への一歩とは?
第4章 未完の国家改造運動と日米開戦
二・二六事件から翼賛体制へ
国家改造運動の多様性
開戦と開戦詔書の問題点
東條英機はなぜ首相になったのか?
戦争の呼称がなぜ決められないのか?
さまざまな軍の実態
第5章 戦後の革命家たち
「ヤルタ・ポツダム体制批判」の視点
日本型エリートの原型と功罪
戦前の革命家たち
三島由紀夫と楯の会
鼻をつまんで生きてきた時代とは
第6章 国家改造運動の残したもの
戦後の思想的バックボーンとは?
戦後の相克
公文書を燃やしてしまう国
言葉が軽んじられる時代
残酷な世界を生きる
〝自虐的〟だと力を発揮する国
正史に記述されてない日本人
涙のテロリズム
今も惹かれる昭和史の残影
希望ではなく絶望の名の下に
注
関連年表
あとがき(保阪正康)