図書目録ニホン ノ キンダイ トワ ナンデアッタカ資料番号:000062144

日本の近代とは何であったか

サブタイトル
岩波新書 新赤版;1650 問題史的考察
編著者名
三谷 太一郎 著
出版者
岩波書店
出版年月
2017年(平成29年)3月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
iv,276,4p:挿図,肖像
ISBN
9784004316503
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/Mi58
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 日本がモデルとしたヨーロッパ近代とは何であったか
 
第一章 なぜ日本に政党政治が成立したのか
政党政治成立をめぐる問い
幕藩体制の権力抑制均衡メカニズム
「文芸的公共性」の成立―森鷗外の「史伝」の意味
幕末の危機下の権力分立論と議会制論
明治憲法下の権力分立制と議会制の政治的帰結
体制統合の主体としての藩閥と政党
アメリカと対比して見た日本の政党政治
政党政治の終わりと「立憲的独裁」
 
第二章 なぜ日本に資本主義が形成されたのか
自立的資本主義化への道
自立的資本主義の四つの条件
自立的資本主義の財政路線
日清戦争と自立的資本主義からの転換
日露戦争と国際的資本主義への決定的転化
国際的資本主義のリーダーの登場
国際的資本主義の没落
 
第三章 日本はなぜ、いかにして植民地帝国となったのか
植民地帝国へ踏み出す日本
日本はなぜ植民地帝国となったか
日本はいかに植民地帝国を形成したのか
新しい国際秩序イデオロギーとしての「地域主義」
 
第四章 日本の近代にとって天皇制とは何であったか
日本の近代を貫く機能主義的思考様式
キリスト教の機能的等価物としての天皇制
ドイツ皇帝と大日本帝国天皇
「教育勅語」はいかに作られたのか
多数者の論理と少数者の論理
 
終章 近代の歩みから考える日本の将来
日本の近代の何を問題としたのか
日本の近代はどこに至ったのか
多国間秩序の遺産をいかに生かすか
あとがき
人名索引

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