唱歌・童謡120の真実
はじめに
凡例
第1章 日本の近代化と「唱歌」の誕生
「ちょうちょう」
「蛍の光」
「仰げば尊し」
「さくらさくら」
「故郷の空」
「夏は来ぬ」
「花」
「荒城の月」
「お正月」
「旅愁」
「ローレライ」
「春が来た」
「ふじの山」
「虫のこえ」
「われは海の子」
「かたつむり」
「紅葉」
「雪」
「汽車」
「茶摘み」
「村祭」
「春の小川」
「村の鍛冶屋」
「海」
「鯉のぼり」
「冬景色」
「朧月夜」
「故郷」
「浜辺の歌」
第2章 「童謡」と「唱歌」の間で揺れる
「とんび」
「かなりや」
「雨」
「靴が鳴る」
「叱られて」
「てるてる坊主」
「七つの子」
「ゆりかごの歌」
「通りゃんせ」
「どんぐりころころ」
「青い目の人形」
「赤い靴」
「雀の学校」
「黄金虫」
「しゃぼん玉」
「月の砂漠」
「どこかで春が」
「背くらべ」
「肩たたき」
「夕焼け小焼け」
「あの町この町」
「花嫁人形」
「兎のダンス」
「ペチカ」
「待ちぼうけ」
「證誠寺の狸囃子」
「雨降りお月さん」
「からたちの花」
「この道」
「赤とんぼ」
「別れ」
第3章 戦争の影に苦しむ「童謡」の担い手たち
「電車ごっこ」
「牧場の朝」
「うれしいひなまつり」
「ふたあつ」
「椰子の実」
「かもめの水兵さん」
「赤い帽子白い帽子」
「かわいい魚屋さん」
「お猿のかごや」
「なかよし小道」
「ないしょ話」
「りんごのひとりごと」
「汽車ポッポ」
「あの子はたあれ」
「おうま」
「たなばたさま」
「たきび」
「手まり歌」
「朝だ元気で」
「船頭さん」
「スキー」
第4章 甦った「童謡」と、新しい時代の夜明け
「見てござる」
「里の秋」
「朝はどこから」
「みかんの花咲く丘」
「花の街」
「かえるの合唱」
「故郷の人々」
「サンタルチア」
「冬の星座」
「よろこびの歌」
「とんがり帽子」
「森の小人」
「夏の思い出」
「めだかの学校」
「子鹿のバンビ」
「雪の降る街を」
「もずが枯木で」
「かあさんの歌」
「おお牧場はみどり」
付章 さまざまなメディアとこどもの歌
「みどりのそよ風」
「お誕生日の歌」
「ろばのパン屋さん」
「エンゼルはいつでも」
「少年探偵団」
「ヤン坊ニン坊トン坊」
「赤胴鈴之助」
「月光仮面は誰でしょう」
「ちょっときてママ(ママちょっと来て)」
「鉄腕アトム」
「ふしぎなポケット」
「とんぼのめがね」
「いぬのおまわりさん」
「サッちゃん」
「ちいさい秋みつけた」
「アイスクリームのうた」
「ドレミの歌」
「手のひらを太陽に」
「おもちゃのチャチャチャ」
「おもいでのアルバム」
『女性唱歌』と『セノオ楽譜』との間をつなぐものは?
テノールの美しい歌声が知る「昼の夢」とは
最初から「童謡」だった作品、あとから「童謡」になった作品
「唱歌」から「童謡」、そして「こどものうた」への変遷
永遠につづく〈戦後〉のために―付章の「追記」として
おわりに
主な参考文献
曲名索引
歌いだし索引
人名索引
事項索引