忘れえぬ日々
- サブタイトル
- 昭和と戦争手記集
- 編著者名
- 日本通信教育連盟 企画/品川 惠保 発行
- 出版者
- 日本通信教育連盟
- 出版年月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 126p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/N71
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 銃後の守り
学徒動員下、友の壮烈な自決(高木眞澄 愛知県犬山市)
学芸会で「肉弾三勇士」を踊る(三浦花梨 北海道札幌市)
乏しきを憂えず 等しからざるを憂う(青木修子 高知県高知市)
学徒動員で散った「浜口喜代美さん」(宮崎千恵子 千葉県我孫子市)
母の故郷で(武之内みどり 東京都町田市)
空中戦で散華した夫が植え付けた精神、今も(高木照子 広島県広島市)
八月十日「戦争終結」を伝えたVOA放送(高木三郎 愛知県豊田市)
私は毒ガス弾製造工場で働いていた(高瀬スミエ 福岡県北九州市)
航空機用防弾ガラスの生産に従事(島田次郎 京都市伏見区)
前途ある若者を死に追いやった戦争(奥弘 福岡県北九州市)
杉の木で作った全木製練習機キ一〇七の思い出(宮崎好雄 東京都杉並区)
戦時中でも英語を教えて下さった先生(西豊之輔 大分県杵築市)
釣り鐘が出征したときの話(山田昌 兵庫県川西市)
第二章 軍隊経験から
ロシア語の通訳要員として教育を受ける(藤井栄二郎 京都府京都市)
「遅れずについて来い」(小谷時雄 鳥取県西伯郡)
我らが命の歌「異国の丘」に思う(本間喜市 埼玉県坂戸市)
人間魚雷「回天」追憶(真嶋精治 埼玉県蓮田市)
帰らなかった愛馬「大藤号」の応召(酒井英作 千葉県長生郡)
延吉収容所で死体置場から生き返る(木下主計 長野県駒ケ根市)
嗚呼インパール、一発のビンタでジャングルから生還(落合菊雄 千葉県流山市)
拉夫〔強制連行〕された苦力(佐藤貞 福島県須賀川市)
「捕虜は処分せよ」の憲兵将校と対峙(高木滋男 岐阜県岐阜市)
死の叫び「こんな戦争やめてしまえ」(菊池四郎 秋田県平鹿郡)
第三章 原爆投下から終戦
立場の逆転、台湾の学校でも虐待受ける(川崎文策 広島県広島市)
逃亡生活に終止符を打ち巣鴨へ(橋山登 埼玉県上福岡市)
運命の六日、生と死の別れ(清水彦太 東京都世田谷区)
父を原爆で失い、一時は家族で自殺の岸壁に立ったが(小杉美智子 埼玉県新座市)
電車の中で被爆、母は逝き私は生きる(川崎愛子 広島県広島市)
昭和二十年暮れの食卓日記から(佐藤満 福島県福島市)
第四章 戦後の思い出から
機銃掃射で右手を失った私の叫び(豊村美恵子 千葉県我孫子市)
紙幣用の証紙を手書きして貼りつけたが(清水忠義 茨城県土浦市)
非戦闘員、三十八度線を越え生きて帰還せり(村本修 鳥取県日野郡)
一人とり残され、あわや私も残留孤児に(田中道子 東京都杉並区)
樺太で看護婦二十三人が自決を計り、六人が犠牲に(山本美恵子 長崎県南高木郡)
孤児になった妹と四十一年ぶりに再会(市田静子 神奈川県海老名市)
ブーゲンビルで散華した弟よ(古江みち子 東京都田無市)
両親を空襲で失い、戦後も続いた私達の戦い(米川琴 神奈川県藤沢市)
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

