図書カエラヌ ヒビ000062085

かえらぬ日日

サブタイトル1~10
清水空襲の記録
編著者名
清水市企画調整部広報課 編集
出版者
清水市
出版年月
1974年(昭和49年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
162p
ISBN
NDC(分類)
215.4
請求記号
215.4/Sh49
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

清水初空襲
 空襲の第一発目は築地町に(山梨浅吉)
 川へおちた爆弾のしぶきでどろまみれ(増田傳蔵)
 槿の花(永井真紀)
 夕食は豆ばかりのご飯といも(伊藤ゆく)
 たき出しのむすびが水の中へ落ちてしまった(望月きく)

七月七日の空襲
 国破れて山河あり(栗田義男)
 母の着物でモンペと防空頭きん(柴田洋子)
 水にひたした防空頭きんをかぶって消火(鈴木金蔵)
 龍巻に呑まれた家財道具(鈴木璃枝)
 長男を空襲で亡くす(須山美枝子)
 四歳の弟を背に(滝美代子)
 砲弾の破片が頭髪をかすって後ろの木に(伴野新太郎)
 やみのなか手探りで強心剤を注射(野沢幸)
 鉄かぶとに海水をくんで消火(松村地平)
 残ったものはコンクリートのごみ箱だけ(横山啓一)
 バケツリレーは役に立たない?(渡辺庄三郎)

空襲と艦砲射撃
 有度山の砲台は使えない?(池田彦次)
 三人の子の手を引いて(大鹿たい)
 直撃弾で四女を失う(柿沼昇)
 アスファルトが燃えている(柴田はる)
 砲弾のうなる音に夢を破られて(原りつ子)

戦時下の生活
 高部地区の空襲被害と艦砲射撃の記録(青島専一)
 老人クラブがまとめた有度地区の被害(黒田準平)
 投下物のなかに宣伝ビラ(萩原彬伸)
 日記―不発弾を手でつかむ―(杉山好郎)
 日記―雨のもるバラックで―(曽我賢量)
 ほご紙の裏に書いた古日記から(千葉良一)
 しらみに悩まされる(曽我賢量)
 なれない手で麦をまく(中田きく)
 苦しかった日々(宮沢長久)
 汽車のなかで知った終戦(増田傳蔵)

資料
 清水市空襲と被災状況の一覧表
 米第二〇航空軍清水市爆撃詳報
 軍需工場に動員された学校名・生徒数一覧表
 清水市空襲が掲載された新聞記事
 戦時下の写真集
 清水市空襲被災状況図
 有度地区空襲被災状況図