図書目録ムシ ニ タベラレナイ アズキ オ メザシテ資料番号:000062065

虫に食べられないアズキを求めて

サブタイトル
一昆虫学者の戦中と戦後
編著者名
石井 象二郎 著者
出版者
偕成社
出版年月
1995年(平成7年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
409p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/I75
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
 
第1章 昆虫の研究をしよう
東京高等農林学校
昆虫学教室
少年時代
農林省農事試験場
アズキゾウムシとコクゾウ
殺虫試験の準備と試験
アズキゾウムシが育つ豆と育たない豆
 
第2章 寄主植物はどのようにしてえらばれるか―寄主選択―
アズキゾウムシの産卵習性
産卵選択の実験
アズキゾウムシは、どんな感覚をもとに産卵するのだろう?
 
第3章 軍靴の足音
徴兵検査
佐賀県立農事試験場
召集令状
 
第4章 戦地へ
新部隊の編成と出征
日本をはなれる―中国大陸へ
青島上陸
日中戦争
臨清へ
 
第5章 駐屯と討匪行
臨清点描
兵隊の前職
馬と兵隊
討匪行
スカラベとホソオチョウ
 
第6章 北京から棗荘へ―内地帰還
転属命令
病気と野戦病院
北京と街と人
棗荘へ移駐
アズキゾウムシとの出あい
内地帰還・召集解除
 
第7章 職場復帰から退職
佐賀にもどって
京大入学
再応召
日本の敗戦
ふたたび京大へ
 
第8章 農業技術研究所
ふたたび農林省の研究所へ
アズキゾウムシ研究の再開―人工豆の開発
インゲンには毒があるのか? あるいは必要な榮養素がたりないのか?
阻害物質の追跡
ニカメイチュウの人工飼料と栄養
 
第9章 国際昆虫学会議と米国留学、そして京大へ
第十回国際昆虫学会議
米国農務省昆虫生理学研究室
京都大学へ転出
 
第10章 京都大学での一五年
農薬研究施設
生理活性物質の研究
フェロモンの研究
京大退官と国際昆虫学会議
 
第11章 都会から田舎へ
自然の観察
その後のアズキゾウムシの研究
生育阻害物質としてのレクチン
 
第12章 新しい展開―虫にたべられないアズキの育成
豆類育種研究室
インゲンのタンパク質とその抽出
レクチンの生育阻害
アミラーゼ・インヒビター
アズキとインゲンの交配
抵抗性緑豆の育成
アズキとインゲンの接ぎ木
遺伝とDNA
遺伝子の組みかえと形質転換
 
終章

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