図書センゼン センチュウ ノ ベイコク カンリ ショウシ000062017

戦前・戦中の米穀管理小史

サブタイトル1~10
戦前の小売指導者が語る食管法の形成過程
編著者名
武田 道郎 著
出版者
地球社
出版年月
1986年(昭和61年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
247p
ISBN
NDC(分類)
611.31
請求記号
611/Ta59
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

序章 本書作成の経緯
川西伊平次氏のこと
川西氏との出会い
食管法の根幹
根幹の形成
 
第1章 激動前夜(昭和13年まで)
沿革
米と豊凶
米騒動
米穀法の制定
戦前の米穀関係法体系
米穀法制定以降昭和13年までの立法経過
昭和13年当時の米穀関係法体系
昭和13年当時の米の流通組織
対談
思想遍歴時代
白洋商事時代
米屋になる
淀橋白米小売商業組合設立
商業組合の休眠時代
東白と商業組合の対立
甲乙聯盟規約
淀橋白米小売商業組合理事長に就任
 
第2章 米価暴騰と米穀業界の混乱(昭和14年当時)
沿革
需給の相対性
日華事変による米の需給基調の変化
米穀配給統制法の制定
当時の米穀業界の実態
米価高騰とその余波
対談
米穀配給機構改革を提言
思惑を誘った政府米払下げ
小売商業組合の政府米払下げ成功と臨配の結成
最高価格設定とその余波
臨配と全米商聯が競合した産地共同買付け
淀橋白米小売商業組合の値上げ断行
東米商聯の結成と三木武吉氏の登場、臨配の解散
 
第3章 卸・小売の完全企業合同(昭和15年前後)
沿革
政府買入数量の増大と法体系の整備
政府が米穀を全量管理
米穀の流通行政を商工省から農林省に移管
食糧の消費規制と綜合食糧対策
東京府における配給体制の整備
対談
東米商聯発足当時の経緯
米屋がやった米穀消費調査
東米商聯、卸に手数料引き下げを迫る
白米小売業者の行くべき道
東京府、企業合同へ乗り出す
 
第4章 食管法の成立と食糧営団の結成(昭和16年以降)
沿革
東京府米穀商業組合創立まで
東京府米穀商業組合創立総会
米穀配給通帳制の実施
実績補償の決定
転廃業者対策
二重価格の採用と全量政府買入への移行
食管法の制定と食糧営団の結成
談話
東京府米穀商業組合創立総会と川西氏
三木武吉氏の辞任と川西氏の退潮
その後の川西氏の活動
川西伊平次氏の交友関係
 
終章 総論
再び本書作成の発端について
作成に当たっての3条件
参照資料
その後の作成経過
食管法の存在意義と川西氏の業績
 
資料
戦前の米価
米穀需給表(明治―大正)
米穀需給表(昭和)