終戦のころ
序
はじめに
GHQと筆者
乗り込んできた旧友たち
1 龍顔を咫尺に拝して
人ごみのなかの両陛下
天皇とボーイスカウト
天皇制をまもった松岡駒吉氏
2 幣原首相とマクアーサー
幣原首相に呼ばれて
シェクスピアを朗誦
幣原首相の肖像
同志クラブ結成の届け
3 押しつけられた憲法
「ニッポン日記」から
幣原首相の苦衷
4 竹下老提督のこと
玉音放送の日の夜
ソ連を警戒した提督
海洋少年団の解散
ベーデン・ポーエル
5 ボーイスカウトに打ち込む
再発足当初の苦難
戦後最初の〝日の丸行進〟
〝神鏡〟を徽章に
いっしょに働いた人々
マニラで決死の〝日の丸行進〟
6 ソルトレークの桜騒動
上野動物園の猛獣
「花咲爺」の現代版
松本市と姉妹都市
7 フリーメーソンと日本
日本人にも門戸を開く
メーソン禍宣伝のかげに軍部
鳩山首相も入会
リサール騎士団日本支部
8 フィリピン戦犯の訴え
処刑された本間将軍
戦犯からの手紙
協力してくれたホーキンス君
9 出光佐三氏の真面目
出光興産の家族主義
GHQの出光観
ジャパン・タイムズを救う
イラン石油の輸入
10 思い出の数々
コスモポリタン・クラブ
ピカドン詳報第一号
愛鳥週間
アイ・バンクの発端
切手ブーム
日米修好百年祭
アメリカの兵隊ことば
ローマ字論を押える
上野不忍池をまもる
窓ガラスと教科書用紙
11 人物―思い出すままに (一)
東条大将の証言
吉田茂の一面
李王殿下
安井誠一郎氏
田原春次氏
有末精三中将
12 人物―思い出すままに (二)
宅野田夫氏
谷川昇氏
お鯉さん
上田霊光氏
松岡俊男氏
岡田茂吉氏
力道山
〝親分〟梅津勘兵衛氏
13 人物―思い出すままに (三)
首席検事キーナン
古都を守ったマイク正岡
アイケルバーガーと原口中将
ゾルゲと相良左氏
新聞班長インボーデン少佐
ハースト二世の来日
在米日本人共産党員