甲府空襲の記録(再版)
- サブタイトル
- 編著者名
- 甲府市戦災誌編さん委員会 編者
- 出版者
- 甲府市
- 出版年月
- 1974年(昭和49年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 470p
- ISBN
- NDC(分類)
- 215.1
- 請求記号
- 215.1/Ko23
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 図版20枚
- 昭和館デジタルアーカイブ
戦災資料写真集
発刊のことば 甲府市長 河口親賀
第1編
甲府空襲前後(飯田文弥)
本土空襲のなかの甲府空襲(松浦総三)
「座談会」甲府空襲を語る
第2編
ひめじょおんの花(仙沢恵)
わが家の焼けあとに茫然と(加賀美秋三)
故郷喪失(前島正吾)
紅蓮の炎が巨大な竜の下のように(渡辺静)
憑(つ)れたようにバケツの水を(駒井寿雄)
お父さんは空を憎んだ(村山二永)
国民義勇隊の隊長として(植杉大次郎)
七日の朝南アルプスが美しかった(石河宗是)
空襲下の警察官(多田寿)
五回目の空襲を故郷で(山本利夫)
食糧営団の戦災(志村雄太郎)
長かった二時間三十分(飯田米太郎)
廃墟の甲府にたどりついて(山岡正夫)
死体処理にあたって(上野幸作)
地獄の底で茫然自失(横内豊)
疎開児童をつれて(壬生明子)
警防団副団長として消火にあたる(近藤孝平)
不発の焼夷弾を屋上から(木下勝朗)
悪夢の一夜(阪元光雄)
甲府の無事を祈った防空部隊軍人(玄間岳)
土をにぎって火にたたきつけた(玉川ふじえ)
戦災処理事業に従事して(三神岩一)
東青沼町での被災(古屋園子)
食糧地獄とのたたかい(有野耕作)
八万市民のための生必組合誕生(野村太郎)
県外の空襲体験を生かして(伊藤忠一)
爆撃下に御真影守護の任にあたる(伊東祐文)
防空本部員として(長田実造)
出征兵士を送って甲府駅へ(穴水孝造)
緋鯉のようなB29を見た(丹沢光造)
屋敷に二十四本の焼夷弾(小林久菊)
その夜の甲府警察署(沢登州●)
勤労動員の工場で(望月惣一)
県農業会職員であった私(米倉政則)
勝つための挺進(竹川豊明)
水(稲垣一男)
焦土(吉岡忠喜)
傷心(小杉秀三郎)
ご真影を背負って(保坂四朗)
わが銀行の焼跡に金庫がポツンと(林亮)
今度はやられるかも知れない(米山武三)
あとを頼む…と学校へ(岩田一郎)
千塚町にて(根津英子)
暁の寒さ(嶋田武)
責任の転化はしない(藤原いちよ)
灰燼と化した甲府(京嶋奈美子)
甲中燃える(青木甲子男)
吾が住みし家居の跡は(豊岡由房)
戦災当夜を思い起こして(小沢太郎)
疎開学童の世話をして(越水すず)
学童疎開の思い出(上原慶子)
焼け残った水道庁舎で処理事務を(落合政隆)
一召集兵としての甲府空襲(若尾忠男)
義兄の出征前夜(塚脇利雄)
空襲とその後(内藤豊造)
バケツリレーは役にたたなかった(横森直三)
手向草(たむけぐさ)(大岡千代子)
焼野原でおむすび三つ(丹沢澄子)
冷たい恐ろしい雨(芦沢政江)
御真影奉護という責務(甘利亀雄)
病死した甥を背負って(田中みつ代)
終戦前後上の空(横山正立)
愛宕町にて(末木昌子)
空襲・終戦・その後(武内なか子)
戦火に失われた女子医専(古屋茂子)
世界中が燃えた夜(保坂房子)
マッチ-ヤミ市の思い出-(土屋八枝子)
夏の日(飯沼忠)
工専の傍にて(野尻倹之助)
電波探知機が感じなかった甲府空襲(斉藤顗運)
県都甲府は焼野原(小林常造)
被爆の街「甲府」(宮野貢)
罹災直後の市内の医療状況(小野勇二)
包帯をほどくとウジが(小泉サカエ)
疎開の前夜(水上関子)
井戸の中の赤ちゃん(荻野かつ江)
おばあちゃんさようなら(三田町子)
天神川の橋の下で(石水隆)
二十三時間四十一分(大井孟)
甲府爆撃の夜をはさんで(保坂忠信)
当時の諸物資配給について(岩田朝造)
自分もここで死ぬかと思った(宮坂貴久雄)
戦災と浴場(三井三千雄)
外地戦陣から見た甲府空襲(鈴木喜太郎)
私の記憶から(荻野三郎)
そのころのこと(飯田郷子)
九死に一生を得た(原亘)
俳句(榎本虎山)
〃(五味酒蝶)
〃(辻蕗村)
〃(角田雪弥)
〃(稲垣晩童)
『学童疎開の記録-月光原小学校編より』
月光原国民学校々長(加納正男)
甲府伊勢町遠光寺住職(加賀美日聡)
日光原国民学校六年生(遠峯英雄)
毎日新聞記事(岡本特派員記)
甲府空襲の状況報告文
太宰治「薄明」より
石川達三「泥にまみれて」より
第3編(資料)
戦災焼失区域図
地区別犠牲者数
昭和20年7月6・7日の気象状況
昭和20年7月7日付ニューヨークタイムズが報道する
甲府空襲に関する記事
米国側の甲府空襲に関する資料
東部軍管区司令部発表・大本営発表
甲府市政60年誌より(町別被害状況、応急措置等)
山梨県政60年誌より(住宅復興、水道・電気・電話復旧状況等)
甲府空襲と教育の停滞
当直日誌
学童疎開と本市の受け入れ計画
米英に対する宣戦の詔書
ポツダム宣言
終戦の詔書
日本本土空襲の一覧
全国都市被爆一覧
甲府空襲による犠牲者名簿
本書出版に協力された団体および個人
編さん委員会名簿
あとがき(委員長・木下勝朗)
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