図書ゲイニン ト イウ イキカタ000061914

藝人という生き方

サブタイトル1~10
渥美清のことなど 文春文庫
編著者名
矢野 誠一 著
出版者
文芸春秋
出版年月
2001年(平成13年)11月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
276p
ISBN
9784167460082
NDC(分類)
770
請求記号
770/Y58
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
「藝人という生き方:そして、死に方」(1999.1 日本経済新聞社)刊を改題・加筆したもの
和書
目次

Ⅰ 渥美清と田所康雄と車寅次郎
巧みな売りこみ/死に方も藝のうち/出発の地、浅草/身を捨てて・・・・・・/浮ぶ瀬もあり/生涯一度の汚点/それは仁義で始まった/寅さんの旅/寅さんの「青い鳥」/マドンナ・リリー/「労働者諸君ッ」/手帳のない暮らし/寅さんの勲章
 
Ⅱ 藝人という生き方
牧野周一 ひとつの批評で甦った自信
五代目古今亭今輔 「わたしゃ昔から頑固でして・・・・・・」
七代目橘家圓太郎 橘家圓太郎ことしも売れず
尾上多賀之丞 道楽しなきゃ生きぬ女形
伊藤一葉 「ほんというと、奇術ってすきじゃない」
春風亭枝雀 道楽でみがいた〝いぶし銀〟の唄
十代目金原亭馬生 若い頃から老大家の風格
高橋博 ラジオ世代の耳に残る舞台中継
アダチ龍光 「ネタでない、藝」貫く永遠の青年
西村小樂天 じつは冷や汗たらたらの美文調
都家かつ江 藝人魂持ちつづける大姐ご
四代目三遊亭圓馬 明治、大正の寄席のにおい
宮尾たか志 ギャラ二十分の一を選んでよかった
六代目松福亭松鶴 貧乏しても酒は欠かさず
パン猪狩 彼はむかしの彼ならず
佐々木つとむ 図太くウブな雑草派
早野凡平 自分で「藝をつくる」藝
石田英二 全身これエネルギーの喜劇役者
一の宮あつ子 藝術座のおかあさん
友竹正則 歌い手で詩人、あとなンでも
益田喜頓 なにげなくてイキでほのぼの
金子信雄 はにかみが生むふてくされ
二代目林家正樂 〝らしくない〟泥くささ
平川てる 高座の華やかさバチで支える
 
Ⅲ 藝人の本、藝の本
吉岡範明 渥美清・役者もつらいよ
長谷川幸延 大阪芸人かたぎ
澤田隆治 私説コメディアン史
大西信行 芸人もしくはエンターテイナー語録
暉峻康隆 落語の年輪
倉田喜弘 明治大正の民衆娯楽
筑紫美主子 旅芸人の唄
林家彦六 噺家の手帖
山下武 父・柳家金語樓
有島一郎 ピエロの素顔
井崎博之 エノケンと呼ばれた男
中村伸郎 おれのことなら放っといて
三遊亭円丈 御乱心
富岡多恵子 漫才作者秋田實
永井啓夫 日本芸能行方不明
滝大作編 古川ロッパ昭和日記 戦前篇
本田靖春 「戦後」―美空ひばりとその時代
柳家小さん 五代目小さんの昔ばなし
山本進 えぴたふ 六代目園生
澤田一矢 まくらは落語をすくえるか
立川談四楼 シャレのち曇り
入船亭扇橋 扇橋歳時記
桂米朝 一芸一談
ビートたけし だから私は嫌われる
小沢昭一 もうひと花
マルセ太郎 芸人魂
大槻茂 渋谷天外伝
森秀男 夢まぼろし女剣劇
三遊亭円之助 はなしか稼業
澤田隆治 上方芸能列伝
中山千夏 タアキイ
藤井薫 さらば松竹新喜劇
加藤武 街のにおい芸のつや
三田純市 上方喜劇
森まゆみ 長生きも芸のうち
須貝正義 私説安藤鶴夫伝
原健太郎 東京喜劇〈アチャラカ〉の歴史
橋本与志夫 ヌードさん
有馬稲子 バラと痛恨の日々
柳家小満ん わが師、桂文楽
島田正吾 芝居ひとすじ
安倍寧 ショウ・ビジネスに恋して
高田文夫編 江戸前で笑いたい
村松友視 トニー谷、ざんす
永六輔 芸人
桑原稲敏 往生際の達人
水野悠子 知られざる芸能史 娘義太夫
小沢昭一 むかし噺うきよ噺
大西信行 浪花節繁昌記
 
終わりに―藝としての「生き方」
文庫版のあとがき
解説(長部日出雄)