通州事件
- サブタイトル
- 星海社新書 102 日中戦争泥沼化への道
- 編著者名
- 広中 一成 著
- 出版者
- 星海社
- 出版年月
- 2016年(平成28年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 186p
- ISBN
- 9780000000000
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/H71
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献一覧:p182-[190]
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
通州事件とは
通州事件の再評価をめぐる論争
「水掛け論」を終わらせるために
本書の構成
地図
第一章 通州事件前史
通州の成立と発展
首都防衛の要
日本の大陸進出
支那駐屯軍と関東軍の誕生
満洲事変から塘沽停戦協定へ
保安隊の結成
華北分離工作と冀東政権の成立
支那駐屯軍の増員と通州駐屯
日中戦争の勃発
第二章 通州事件の経過
盧溝橋事件発生時の通州城内の警備態勢
保安隊誤爆事件
通州事件直前の通州城内の警備態勢
保安隊員の不審な行動
軽視された通州領事館警察からの警告
通州事件の発生
通州守備隊兵営内での戦い
通州特務機関の全滅と冀東政権の崩壊
通州領事館警察への襲撃
日本居留民の殺害
村尾こしの(村尾昌彦保安隊第一総隊日本人顧問の妻)
安田正子(通州植棉指導所主任安田秀一の妻)と浜口茂子(同所員浜口良二の妻)
安藤利男(同盟通信社特派員)
通州事件を隠蔽しようとした支那駐屯軍司令部
通州守備隊と日本居留民の救出
通州以外での動き
通州事件の「終結」
コラム その一 今に遺る通州事件の痕跡―「奥田重信君之碑」―
第三章 通州事件に残る疑問
なぜ保安隊は反乱を起こしたのか
デマ宣伝説
保安隊誤爆説
張慶余の手記
軍統謀略説
中国共産党謀略説
通州事件によって生じた問題はどのようにして解決されたのか
通州治安維持会の結成
中国人住民の帰還作業
通州の復興
通州事件の責任問題
冀東政権による謝罪と賠償
責任を逃れた支那駐屯軍司令官
通州で日本居留民は何をしていたのか
密輸に手を染める日本居留民
冀東密貿易
アヘン密輸とヘロイン製造
通州事件は日中戦争にいかなる影響を及ぼしたのか
通州事件の注目度と報道写真の内容
日中のプロパガンダ戦と通州事件
慰霊としての通州事件
コラム その二 通州事件の歴史写真をめぐって
おわりに
あとがき
参考文献一覧
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