図書グンコウ トシシ ケンキュウ000061892

軍港都市史研究 3

サブタイトル1~10
呉編
編著者名
河西 英通 編
出版者
清文堂出版
出版年月
2014年(平成26年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
ix,358p,図版ivp
ISBN
9784790000000
NDC(分類)
395.3
請求記号
395.3/G94/3
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

口絵I
 
序章 呉と軍港(河西英通)
 
第一章 呉軍港の創設と近世呉の消滅(中山富広)
はじめに
近世呉町の発展とその構造
幕末・明治初年の呉町
呉町と近世的景観の消滅
おわりに
 
第二章 鎮守府設置と資産家の成長(坂根嘉弘)
はじめに
資産家・企業家の成長
銀行・企業の設立
おわりに
コラム 海軍と缶詰産業―呉・高須缶詰合資会社を中心に―(坂根嘉弘)
 
第三章 在来製鉄業と呉海軍工廠 田部家文書の分析を中心に(平下義記)
はじめに
生産・販売の実態と海軍需要
海軍需要への生産者的対応
おわりに
コラム 日露戦争期における田部家の情報戦略(平下義記)
 
第四章 呉海軍鎮守府と地域の医療・衛生(布川弘)
はじめに
広島藩の改革
海軍の形成と地域の医療改革
呉海軍鎮守府の役割
おわりに
コラム 初代の呉海軍病院長 豊住秀堅(布川弘)
 
第五章 米の記憶と宅地化 海軍呉鎮守府水道布設、並びに呉市水道布設に伴う旱害補償交渉に着目して(砂本文彦)
はじめに
呉鎮守府水道布設と灌漑用水の枯渇に伴う旱害補償
平坦地に於ける市街割と住宅地環境
呉市水道布設と旱害補償の継承、並びに補償交渉
地主と借地による住宅地化
米の記憶を辿った斜面住宅地の形成
コラム 軍港都市を「泳ぐ」(砂本文彦)
 
第六章 大正七年 呉の米騒動と海軍 呉鎮守府の米騒動鎮圧(齋藤義朗)
はじめに
海軍拠点への米騒動波及
呉市米騒動への呉鎮守府出動
呉鎮守府警衛隊の増強
「隠忍懇切」から銃剣突撃への転換
出動と武器使用の論理
おわりに
コラム 軍港呉と進水式―昭和戦前期の臨時イベント―(齋藤義朗)
 
第七章 軍港と漁業 漁業廃滅救済問題をめぐって(河西英通)
はじめに
軍港水域と漁業
軍港内漁業
漁業組合の動き
おわりに
コラム 「国防と産業大博覧会」の頃(河西英通)
 
第八章 戦時期、呉周辺地域における海面利用(落合功)
はじめに
坂漁業会の設立
吉浦造船所の設置と坂村漁業会の対応
吉浦造船所の対応と横浜鉄工所の水面地利用
おわりに
 
第九章 呉市における戦後復興と旧軍港市転換法(林美和)
はじめに
旧海軍関連施設の産業活用に向けて
国への働きかけ
特別立法の実現に向けて
GHQへの諒解工作
「旧軍港市転換法」の制定
おわりに
 
あとがき
事項索引
人名索引