図書ショウワ シソウシ トシテノ コイズミ シンゾウ000061874

昭和思想史としての小泉信三

サブタイトル1~10
民主と保守の超克
編著者名
楠 茂樹 著/楠 美佐子 著
出版者
ミネルヴァ書房
出版年月
2017年(平成29年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
xiv,368,6p
ISBN
9784620000000
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ko38
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p339-351
和書
目次

はしがき
 
序章 思想史としての小泉信三
福澤諭吉と小泉信三
保守的な自由主義
ハイエクとの比較
日本を問い直す
本書の構成
 
第一章 明治期における小泉信三
福澤との距離
恩師
青年小泉の主張
 
第二章 経済学、経済学史、社会思想史研究
研究者としての歩み
経済学、経済学史研究
社会思想史研究
マルクス主義者との闘い
体系的思想の萌芽
 
第三章 塾長時代における福澤との邂逅
指導者となる
福澤への言及
戦争へ
「青い鳥」―戦後の小泉への架橋
 
第四章 戦後三部作における思想形成
塾長を辞め自由に語るようになる
『共産主義批判の常識』
『私とマルクシズム』
『共産主義と人間尊重』
福澤主義者、小泉へ
 
第五章 「秩序ある進歩」に見る思想の構造
平和における進歩
「秩序」と「進歩」
平和と法
個人主義の基礎としての道徳と教育
日本と日本人
心身の鍛錬の重要性
独立を妨げるもの
 
第六章 「保守」派の様相
「保守」派小泉の争点
講和論と平和論
日本語―新仮名遣いの問題
天皇と皇室
保守の様相
 
第七章 ハイエクとの知的交錯
共通の敵
小泉に見るハイエク
社会主義批判の変容
民主主義をめぐる小泉信三とハイエク
個人と全体
福祉国家論
保守性と非保守性
課題の相違
 
第八章 思想としての小泉主義
新しい福澤諭吉
小泉における個人と自由
考える保守
自由主義の新旧
言論の作法
小泉の「奉ずる主義」
 
参考文献
あとがき
人名・事項索引