図書目録ニホン ノ スパイオウ資料番号:000061861

日本のスパイ王

サブタイトル
陸軍中野学校の創設者・秋草俊少将の真実
編著者名
斎藤 充功 著
出版者
学研プラス
出版年月
2016年(平成28年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
238p
ISBN
9784050000000
NDC(分類)
289
請求記号
289/A34
保管場所
閉架一般
内容注記
秋草俊軍歴:p19-20 参考文献・資料:p234-237
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

プロローグ
亡き父の名誉回復
「紙切れ一枚で父親の名誉を回復したといわれても、実感はなかった」
55歳でこの世を去った「スパイ・マスター」
 
秋草俊―軍歴
 
第1章 スパイ・マスターの足跡
生誕の地―群馬県館林市荒金
「ハルビン特務機関」補佐官時代
ソ連と日本にとっての要所だった「ハルビン」
秋草がハルビンに残した痕跡
「四谷の借家で何時間も親父はロシア語で話していたことを覚えています」
 
第2章 スパイ・アカデミー
「陸軍中野学校」略史
唯一の「諜報要員」養成機関
秘密保全の重要性を陸軍が認識した
その存在すら秘匿されていた中野学校
ユニークでバラエティに富んだ教育カリキュラム
スリから忍術まで
中野精神教育の基盤―吉原国体学
「ゲリラ戦士」養成を目的とした「二俣分校」
秋草を失脚させた「神戸事件」
 
第3章 近代日本のインテリジェンスのルーツ
日露戦争で日本が展開した「謀略工作」
ハルビンにおける情報活動の拠点だった日本料亭「武蔵野」
日露戦争以降に確立した組織的情報活動
 
第4章 激動のヨーロッパにおける諜報活動
ルビアンカ監獄における過酷な取調べ
ヨーロッパで構築された「ハル特」のネットワーク
対ソ諜報組織「星機関」
ベルリンから打電された秋草の暗号もすべて解読されていた・・・・・・?
 
第5章 東満の国境守備隊長時代
秋草はどのようにして東満へ渡ったのか
ソ連の謀略放送で「死」を宣告された秋草
歴史に埋もれたインテリジェンス・オフィサー、宮川船夫
ソ連の圧倒的戦力を前に無力化した関東軍
 
第6章 終戦―ハルビン
終戦直後―ハル特を訪れた意外な人物
消えた「ロマノフ金貨」のミステリー
過酷で劣悪な環境・・・・・・そして、訊問は100回を超えた
秋草の最期
「1112名」が軍事裁判で裁かれた
中野学校卒業生が語る「シベリア抑留」の実態
 
第7章 「情報の世界」で散ったスパイ・マスター
異色の軍人として、情報の世界に身を投じた秋草
激動のヨーロッパで情報戦を展開した秋草
「今後の諸官の健闘を祈るばかりである」
 
あとがき
参考文献・資料

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