戦時中の日本
1章 戦時中の日本人の日常
配給の時にだけ出現した「幽霊」たち
弁当箱に穴をあけた「日の丸弁当」
数々の代用品が発明された
「欲しがりません勝つまでは」の裏事情
敵性語の言葉狩りのオモテとウラ
おしゃれなモンペを追求した女性
禁止された化粧とパーマ
「ぜいたく禁止令」で消えたもの
お隣さんを扶助・監視する「隣組」
軍需工場で兵器をつくった女性たち
兵役を逃れようとした男性たち
「赤紙」とは限らなかった召集令状
絶対音感の教育がされた
戦時中に受験をした子供たち
2章 戦時中の娯楽
山に押し寄せたハイキング客
田舎や最前線でも舞台を楽しめた
軍人をネタにしたものまね芸人
東京大空襲の3日後に開かれた寄席
当時のJポップだった軍歌
歌でニュースを伝えた「ニュース軍歌」
当時の技術を駆使してつくられた映画
日本初の長編アニメが公開される
終戦の年も行われたプロ野球の試合
鉄かぶとをかぶって大相撲を楽しむ
戦艦の上で開催された相撲大会
兵士たちを癒やすアイドルがいた
3章 戦時中の街の風景
街から消えたハチ公像
真っ黒な煙をあげて走っていた木炭車
カフェーやビアホールが閉店する
屋根の上でつくられていたかぼちゃ
食べ物に恵まれていた農村の子供
ケシの実を採取していた子供たち
街角に貼られたポスター
街の中に〝スパイ〟がいた
国に細かくアドバイスされた結婚式
母子手帳の配布が始まる
「誉の家」となった戦死者の家
処分された動物園の動物たち
空襲されても走り続けた列車
4章 本土決戦の足音
拡大していった徴兵検査の対象
軍事教練を受けていた人々の本音
子供の集団疎開で大混乱した人々
空から降ってきた敵軍のビラ
一家に一つあった防空壕
建物も「疎開」した
頭上を普通にB29が飛んでいた
5章 幻となった戦争の遺物
戦時中限定の百人一首とかるた
お金で愛国を示した戦時国債
軍人になるため必要だった徴兵保険
空母になった民間船
大災害を報道しなかったメディア
消えた天気予報
わざと間違えて描かれていた地図
海外向けの宣伝写真誌があった
中止になった東京オリンピック
海外で日本のために動いた日本人
天皇家のための防空壕「御文庫」