実録証言大刀洗さくら弾機事件

序―放火事件の真相を追って
1　四式重爆撃機「飛龍」(飛行第一一〇戦隊整備係・佐野馨少尉)
2　特攻出撃のたびに生還(飛行第六二戦隊航法士・前村弘候補生)
3　黙殺された掩護機要請(飛行第六二戦隊通信士・松島清伍長)
4　特攻で死にたくなかった(飛行第六二戦隊航法士・花道柳太郎伍長)
5　さくら弾機の機長として(飛行第六二戦隊操縦士・佐野仁少尉)
6　さくら弾機の不時着を目撃(森部和規)
7　早朝の炎と黒煙(大刀洗陸軍航空廠北飛行場整備班・河野孝弘)
8　憲兵隊の取り調べ(夜須村農会・倉地ミツ子)
9　出撃しなかった特攻隊員(第二二六振武隊・杉田登伍長)
10　陸軍専用旅館の息子が見た特攻隊員(清泉閣・永村徹)
11　自白強要の疑念(第六航空軍作戦・編成参謀・倉澤清忠)
12　旅館の娘が見た特攻隊員(おたふく屋旅館・萩尾敏子)
13　山家の地下司令部(戦史研究家・石川栄次郎)
14　極秘工事に動員された朝鮮人坑夫たち(麻生赤坂炭鉱朝鮮人大隊長・黄学成)
15　特攻隊員と女学生(朝倉高等女学校三年生・尾畑たきえ)
16　破られた遺書(飛行第六二戦隊通信士・山下正辰伍長)
おわりに
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