図書キセキ ノ ツマオト000061838
奇蹟の爪音
サブタイトル1~10
アメリカが熱狂した全盲の箏曲家衛藤公雄の生涯
編著者名
谷口 和巳 著
出版者
小学館
出版年月
2016年(平成28年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
223p
ISBN
9784090000000
NDC(分類)
768
請求記号
768/E78
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
衛藤公雄年譜:p216-223
和書
目次
はじめに 衛藤公雄というフロンティア
第一部 海を越えて
十一人姉弟の六番目に生まれた長男
十四歳で師匠に
「十七弦の衛藤」と呼ばれ
終戦。箏でジャズ!
日劇への出演が波紋を呼ぶ
ハワイへ
敵地での演奏会
箏一つを武器にアメリカ本土へ
ロサンゼルスで初レコーディング
長男弘幸と七年ぶりの再会
ハリウッドで初リサイタル
NYカーネギー・ホールの檜舞台に立つ
フィルハーモニック・ホールで東洋人初のリサイタル
ケネディ大統領暗殺の年、三男レナード誕生
ベアテ・シロタ・ゴードン
ベアテとジャパン・ソサエティ
世界的指揮者レオポルド・ストコフスキーとの出会い
二人の異端児
『箏と管弦楽(オーケストラ)のための協奏曲』
長男弘幸からの手紙
日本武道館での凱旋初公演へ
第二部 箏の国にて
日本武道館〝初〟のコンサート
十八弦の誕生と箏職人金子誠次
「ホールを鳴らす」唯一無二の十八弦
〝奇蹟の爪音〟の証言者
「題名のない音楽会」
アメリカの人気番組「ダニー・ケイ・ショー」に出演
アメリカとの別れ
家族五人の田園調布暮らし
華々しい帰朝演奏会
江藤俊哉、沢井忠夫との定期演奏会
音楽生活三十五周年記念演奏会
生田衛藤流を創流
時代の潮流と伝統世界の狭間で
心眼で弟子を指導
宿命の曲『真如法親王』
名曲『加賀友禅』秘話
「これは弦楽器ではない、太鼓だ」
現代邦楽の軋轢のなかで
南仏ニースでの交流
清川虹子も登壇、四十五周年記念演奏会
愛妻との別れ
渋谷ジァン・ジァンで再出発コンサート
三笠宮寛仁親王殿下とノルウェーへ
脳内出血で半身麻痺に
西国分寺メゾンレガでの思い出
弟子たちの回想録
キミオ・エトウに捧ぐ
あとがき
衛藤公雄年譜