図書センゴ ワ イカニ カタラレルカ000061817

「戦後」はいかに語られるか

サブタイトル1~10
河出ブックス 098
編著者名
成田 龍一 著
出版者
河出書房新社
出版年月
2016年(平成28年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
200p
ISBN
9784310000000
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/N52
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに―「戦後日本史」のこわさと面白さ
 
第1章 「戦後の文法」のために
ふたつの出発点
「3・11」を経て、あらためて戦後思想を考える
戦争と世代
 
第2章 「悔恨」をめぐる戦後史
戦争のあとで
「悔恨共同体」の内と外(一九四五-一九六〇年代半ば)
「悔恨共同体」のゆらぎと「現代思想」の知の台頭(一九六〇年代半ば-一九九〇年代半ば)
地震のあとで
 
第3章 「社会」と「私」めぐる戦後史
二〇一五年と一九六〇年
焦点としての民主主義
一九七〇-八〇年代という磁場―継続と切断
「私生活」の崩壊から「現場」の再定義へ
街頭へ、街頭で
 
第4章 現代社会のなかの戦争像と戦後像
「戦後」をめぐる攻防から新たな歴史像へ
「戦後」の過程と戦争像の考察
新しい世代の戦争像と戦後認識
「戦後」を折り込む戦争像の叙述
未完の営みを継続する
 
第5章 貧困×ジェンダー×戦争―「戦後の文法」のためにII
「近代」から「現代」へ
一九八五年から考える
一九八五年から二〇一五年に何が変わったか
歴史的位相が刻まれた文学作品
「現代の文法」のために
 
あとがき