女たちの大陸逃亡記

発刊によせて　私の祈り（冨田純子）
はじめに

第一部
敗戦の気配
逃亡生活の始まり
川の水でもいいから・・・
妹の死の真実
小さな通訳
重湯がくれた元気
死の覚悟
収容所での生活
ソ連兵の夜襲
斉雲山さんに別れを告げ
祈り

第二部
日本人仲間で食堂経営　１９４６－１９４７
林東から赤峰へ　１９４７－１９４９
叔母との別れ　１９４８
新中国の成立　１９４９
宮崎の叔母のこと
運動会
冬の野外活動
母の望郷の念高まる
引揚げ決定
名残惜しい日々～中国の友人たちと
惜別～未知の国日本へ～
舞鶴へ上陸
伯父たちと対面
天草に向かう
母の実家に落ち着く
父のもとに帰れなかった事情
小学校生活の始まり
学校で気分が悪くなり・・・
厳しい環境下での中学校生活
遅刻事件
言い出せなかったＰＴＡ会費
修学旅行
受験のための補習卯
進学についての意見の違い
受験～楽しかった高校生活
叶わぬ進学、母に反抗
就職、母の再婚
短大へ～初めての寮生活
幼稚園に就職
父のこと
母と喧嘩
幼い頃のこと
おわりに

母静代から孫たちへの手紙

平和運動への第一歩－横山憲子さんの勇気に敬意（安田公寛）