図書オオムサシノ ノ ノアラシ ニ000061814

大武蔵野の野嵐に

サブタイトル1~10
昭和二十年振武台の記録
編著者名
佐々木 三郎 著
出版者
[佐々木三郎]
出版年月
1984年(昭和59年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
219,18p,図録1枚
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Sa75
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:巻末p2-12 資料および参考文献:巻末p12-15
和書
目次

冷えた雑煮―空襲で明けた二十年元旦
プロローグ
 
振武台への長い道―厳しい関門をくぐる
初の振り落し式
振武台で身体検査
奇っ怪なり口頭試問
一一ツキと四ツキ
九月八日採用電報
長期待機への懸念
無理難題
二月入校に変更
中隊長からの書状
小倉中学の場合
 
振武台に集う―甲乙別れて入校
入校式に帝都初空襲
厳寒の二月入校
朝霞への移転
広大なるわが住み家
二十四個中隊が並ぶ
第二中隊に入る
 
隻眼の区隊長―富岳は岩石突兀として
軍服
軍医さんのウィンク
古い日記の第一ページ
体躯大ニシテ早飯食イ
鉄拳第一号
富岳を前に説く
突然の離任
小銃は手のかかる部下
内輪の入校式
 
われ弱兵なりとも―一日中追い回される
生活空間と物品
四角四面
七足の靴
注記
自習室
日に12キロ駆け回る
起床!起床!
課業開始
教練・軍歌・号令調整
取締生徒ドノ
〝黙れ列中参謀〟
 
雪と寒さと爆撃―壕のそばで野外授業
クーシューケーホー
壕を追い出される
雷電墜つ
予防接種
積雪三十八センチ
ブスリ三種混合
 
春がやってきた―区隊会に紅白の梅
眼光に威力ありてよし
各個教練
浮かれてビンタ
小敵を蒸気攻め
〝ラバウルを見よ〟
炎の中をB29
黄砂舞う
 
俊彦王を迎えて―六十一期生勢ぞろい
一所懸命の心
二つのコース
学科を大改革
 
目標、中島飛行機―台上十二人の戦死
五発の爆弾
頭上覆うB29
九死に一生
「くじら」に一撃
退避コースの真下
航空機産業の心臓部
延べ一千二百機
タコツボにもぐれ
飛燕墜つ
お花見と引率外出
空から〝赤い矢〟
 
区助はまだか―疎開に備え編成替え
松代新本営を守れ
明け方の同期生会
 
いまや匍兵です―泥まみれの教練
長い寒い梅雨
「バタ戦」
小銃を水洗い
直突射撃
夜間演習で里心
ガスにもだえる
トトツーツー
教練手薄
区助の宙返り
士気即是食
手榴弾でヤケド
大軍歌演習と屍衛兵
草の根を分け捜せ
 
武蔵野を駆ける―御し難しわが愛馬
〝オレは騎兵〟
変な馬
独歩の世界
その日、兵科提出
 
痩せし健児の日々―炎天下に塩を吹く
あわただしい七月
機械工学に熱中
分隊の攻撃演習
装面駆け足でへばる
広がる戦災
銃剣術大会
黒い実包
トンボかバタか
戦車を撃て
「チビ」と「アンパン」
ウンの尽きじゃ
生徒隊長去る
航空と地上分離
塩づくりで体力回復
 
銃剣を研ぐ―いざ、中之条へ
暑い八月始まる
原爆、そしてソ連参戦
振武台を後にして
別離の寄せ書き
炎の中を赤羽出発
みじめなマル決部隊
腹を押えて行軍
温泉と軍歌演習
援農作業に出動
 
敗けてたまるか―八月十五日の乱
原爆に備え壕づくり
終戦に泣く
前日、敗戦の報
〝区隊長、軽機を〟
自転車で脱栅
追う区隊長
川口放送所を襲う
満州の加藤少将
軍校七期生出陣す
生徒隊長の回顧賦
 
中隊長、軍服を焼く―もはや承詔必謹
黙々と「奥の細道」
原子爆弾の講義
〝なぜ敗けたの・・・〟
遅かりし区隊長
陸秘五七八三号
中之条の寄せ書き
振武台の寄せ書き
 
絶句する校長―振武台の終焉
学校閉鎖式
とくとく帰れ・・・
東へ貨物列車
西へ復員列車
「アリラン」の同期生
大計を百年の後に
エピローグ
 
区隊名簿
年表
資料および参考文献
あとがき