教育と戦争
発刊のことば(会長・玉井まさき)
推せんのことば(千教組・大木委員長)
写真
はじめに(木村俊子)
序章 昭和初期より国民学校までの教育
昭和初期の思想統制
戦争突入と戦時体制の強化
国定教科書と綴方教育の弾圧
第一章 国家主義・軍国主義の教育
軍の要求に応えた国民学校(鈴木美智子)
皇国民の教育に参加して(田中綾子)
皇国民錬成の教育をふりかえって(角田千代)
大君の辺にこそ死なめ(小原秀子)
軍隊調の生活指導(安藤宇多子)
ただひたすらに(寺内菊枝)
勝つために(高橋むら)
戦争への道を歩きつづけて(庄司千代)
女学校の教育(吉田さゆり)
戦争教育五年間(斉正治枝)
国定教科書とその指導(並木美代)
註
第二章 植民地政策下の教育実践
満州の軍直轄の教育(飯田泰枝)
朝鮮の日本語教育(岩城治枝)
台湾の教え子たち(東てる)
台湾での教師生活(土屋さく)
満蒙義勇開拓団(芳野よしい)
満蒙開拓義勇軍慰問(金綱こう)
満蒙の現地視察(関よね)
註
第三章 戦時下の子どもと教師
疎開地の子ども(鳥海愛子)
疎開児童の生活(半田光子)
生産にはげむ子どもたち(玉井まさき)
松やにとりの毎日(内藤百合子)
滅私奉公の女学生(大森菊野)
昭和十九年からの教師生活(栗原玉枝)
戦中・戦後を生きて(鱸秀子)
夫も応召(林トモ)
国の子の教育(石井敏子)
註
第四章 空襲
空襲下の教師生活(藤代ゆう)
銚子の空襲(加瀬淑子)
一枚の古い写真から(檀谷節子)
戦時下の教師(江波戸多美)
東京大空襲(来栖ツル)
三月十日(海保静子)
空襲と戦後の生活(金谷美代)
第五章 戦後の女教師
敗戦前後の教育(花島つる)
敗戦後の教育(梅田きよ)
敗戦後の分校教師(宮原才子)
組合運動と私(増田美智子)
敗戦直後の子どもたち(遠藤登良)
特殊学級(精薄)を担当して(川崎信子)
註
あとがき(小野美代子)