部落問題と近現代日本
- サブタイトル
- 松本治一郎の生涯 世界人権問題叢書 ; 97
- 編著者名
- ニアリー イアン 著/森山 沾一 監訳/平野 裕二 訳
- 出版者
- 明石書店
- 出版年月
- 2016年(平成28年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 455p
- ISBN
- 9784750344355
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Ma81
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 原タイトル: The Buraku Issue and Modern Japan 文献あり 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
謝辞
日本語版まえがき
刊行によせて
はじめに
第一章 少年・青年時代
一 博多の被差別民たち
二 封建身分制とその改革
三 子ども時代の松本治一郎
四 中国大陸へ
五 帰国
六 福岡の政治と部落関係団体
七 博多毎日新聞差別記事事件
八 黒田事件
九 小括
第二章 松本治一郎と水平社
一 水平社の創立
二 九州の水平社
三 関東大震災発生―「錦旗革命」?
四 徳川公爵辞爵要求事件
五 水平社の再建
六 福岡連隊事件
七 岩尾家定の動向―こぼれ話
八 捜査と裁判
九 天皇直訴
一〇 小括
第三章 官獄から議会へ
一 一九三〇年代初頭の治一郎と政治
二 水平社解消の提案
三 治一郎の出獄と水平社の停滞
四 高松地裁判決糾弾運動と水平社の再生
五 水平社と財政と政治
六 一九三六年選挙
七 小括
第四章 松本治一郎の代議士時代の一九三六~一九四一年
一 政治的背景
二 治一郎の議会活動(一九三六~三七年)
三 水平社と戦争の勃発
四 一九三七年選挙と近衛文麿
五 水平社の時局順応
六 代議士・松本治一郎
七 水平社と戦時の融和運動
八 総力戦の開始と治一郎―小括
第五章 松本治一郎と太平洋戦争
一 総力戦開始時の治一郎
二 一九四二年選挙
三 戦時中
四 他の全国水平社幹部
五 小括
第六章 松本治一郎と占領下の日本
一 降伏後
二 治一郎と戦後憲法
九州独立?/マッカーサー憲法
三 戦後初期の解放運動
四 新憲法下の政治活動
五 天皇と「カニの横ばい」拒否事件
六 公職追放
七 部落解放運動の再生
八 福岡の運動
九 松本組
一〇 小括
第七章 一九五〇年代の松本治一郎
一 はじめに
二 治一郎の政界復帰
三 一九五三年選挙
四 反基地運動
五 三池争議と安保闘争
炭鉱/安保/三池闘争の終結
六 一九五〇年代前半の治一郎の国際的活動
治一郎と中華人民共和国
七 ラングーンから北京へ
八 治一郎とジョセフィン・ベーカー
九 北京からストックホルムへ
一〇 治一郎とバンドン会議
一一 西欧と北アフリカ
一二 中国、オーストラリア、中国
一三 部落解放運動の戦略
一四 部落差別反対運動
『オール・ロマンス』事件/西川事件/洪水被害/福岡市長選挙差別事件
一五 第一〇回大会(一九五五年八月二七日~二八日)
一六 治一郎と一九五〇年代の部落解放理論
歴史と理論について/日本社会党の方針について/運動戦略について
一七 小括
第八章 松本治一郎の晩年―一九六〇年代
一 一九六〇年代の治一郎
二 炭鉱労働者と米軍基地
三 最後の訪中(一九六四年)
四 同和政策の動向
五 第二〇回大会と治一郎の最後の演説
六 病に倒れた治一郎、そして告別
七 治一郎亡き後
八 部落解放運動と同和政策
九 引き継がれる「松本精神」―展望
注
参考文献
訳者あとがき
索引
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