図書ショウゲン000061706

証言 第28集(2014)

サブタイトル1~10
ナガサキ・ヒロシマの声
編著者名
長崎の証言の会 編
出版者
長崎の証言の会
出版年月
2014年(平成26年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
201p
ISBN
9784811302263
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/28
保管場所
閉架一般
内容注記
今号よりサブタイトルが『ナガサキ・ヒロシマの声』に変更された。(前号までは『ヒロシマ・ナガサキの声』)。
和書
目次

■表紙絵 「自省としての祈り」(こんどう冬爾)
■表紙絵のことば 〈自省としての祈り〉の背景(こんどう冬爾)
■表紙デザイン(松尾覚)
■グラビア ナガサキ・ヒロシマ被爆六十九年
目次
巻頭言 被爆体験の継承とは―死者との距離を縮めること(廣瀬方人)

特集 被爆体験の継承―何のために、誰が、何を、どうやって継承していくのか
 「被爆体験の継承」をめぐって(山口響)
〔長崎の証言の会 二〇一四年・意見交換会〕
「聞かない子ども、関心のない教員」にどう向き合うか―被爆遺構めぐり、被爆講和の経験から
 〔出席者〕池田早苗・井手尾弘・城臺美彌子・田崎昇・田中重光・田中安次郎・萩谷瑞夫・溝浦勝・山川剛・山川富佐子・山口響・吉田豊・力丸祥子
 〔司会〕森口貢 〔記録・整理〕太田千賀子・山口響
 長崎修学旅行の平和学習について(廣瀬方人)
 紙芝居と朗読―継承の新しいかたち(田崎昇)
 なぜ「長崎原爆の戦後史」なのか(新木武志)
 フクシマの証言―メルトダウン・福島「核」発電所事故を未来に伝える(根本仁)

証言 いま語らねば、いつ語る
 人の感情を抹殺した原爆―当時「原爆ぼけ」と言っていた(本村保)
 八月一日の空襲から九日の原爆投下、そしてその後(林田健治)
 奇跡的に生き残った妹・幸子(黒川博)
 一瞬の閃光の中で―戦争はもういやです!(馬場英子)
 私の被爆体験記―被爆六十九年・亡き父母を偲んで(田川博康)
 三菱電機工場で被爆―救護と荼毘の一週間(江口淳二)
 墓は深堀家他三家族十一人で超満員(深堀柱)
 核兵器は地球の緑を破壊する―広島での被爆体験(齋藤政一)
 平和への誓い―被爆六十九周年・長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(被爆者代表 城臺美彌子)

反核・平和運動 「戦争の足音」に抗して
 長崎・この一年を振り返る〔13年8月~14年7月〕(山口響)
 やはり「フクシマを考える」だったか……―第五回「核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」にかかわって考えたこと(芝野由和)
 【インタビュー:山下トキ子さん】国は早く原爆症と認めてほしい
 被爆「体験者」は、被爆者だ!(山本誠一)
 第二回「核兵器の非人道性に関する国際会議」に参加して(小柳雅樹)
 もし一〇〇万人の現代都市で核爆発が起こったら(朝長万左男)
 【インタビュー】川崎哲さんに聞く―核兵器禁止条約へ向って、東京を動かそう
 広島から―NPDI〔軍縮・不拡散イニシアティブ〕広島外相会合をめぐって(田中利幸)
〔俳句〕原爆忌俳句―第六十回長崎原爆忌平和祈念俳句大会作品抄
〔短歌〕原爆・平和の歌 二十首(「歌の実」短歌会)
〔短歌〕歌集『晩禱』より二十四首(小島恒久)
〔詩〕平和の鐘(鶴文乃)

〔二〇一四年夏・新刊紹介〕
『私の平和教育覚書』/『二重被爆―語り部山口彊からあなたへ』/『それでもあなたは原発なのか』/『非核芸術案内―核はどう描かれてきたか』/『核兵器を禁止する』/『日本が世界を救う―核をなくすベストシナリオ』

《資料》
 広島平和宣言(広島市長 松井一実)
 長崎平和宣言(長崎市長 田上富久)
 長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ(「長崎在日朝鮮人の人権を守る会」代表 髙實康稔)
[声明] 日本国憲法を恣意的に解釈し、集団的自衛権の行使容認に対して抗議する(長崎の証言の会)
全国被爆者健康手帳交付数等/長崎市被爆者法区分図
■長崎の証言の会・案内/『証言二〇一五 第二十九集』原稿募集
[編集後記](山口響)