図書ショウゲン000061646

証言 第30集(2016)

サブタイトル1~10
ナガサキ・ヒロシマの声
編著者名
長崎の証言の会 編
出版者
汐文社
出版年月
2016年(平成28年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
195p
ISBN
9784811302287
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/29
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

■表紙絵 遺されたかたちⅡ(藤原正孝)
■表紙絵のことば(藤原正孝)
■グラビア ナガサキ・ヒロシマ被爆71年
目次
巻頭言 「問題の本質を読む」(土山秀夫)

第1特集 「平和は長崎から」を問い直す
 長崎平和祈念式典への「攻撃」―聞きたくないことは言わせるな(芝野由和)
 被爆体験者と長崎市政(樋口岳大)
 平和教育と学校現場(豊坂恭子)
 新安保法制と佐世保―西方重視戦略と自衛隊の行方(篠崎正人)
 三菱長崎造船所の兵器生産を中心とする職場報告(錦戸淑宏)
〔長崎の証言の会 2016年座談会〕
ナガサキから発信する平和宣言
 〔出席者〕大矢正人・城臺美彌子・萩谷瑞夫・向井恵美子・森口正彦・山川剛・山口響・山田拓民・吉田豊
 〔司会〕森口貢 〔記録・整理〕一瀬智子

第2特集 追悼・廣瀬方人さん
座談会「廣瀬方人の遺したもの」
 〔出席者〕太田千賀子・関口達夫・平野伸人・森口貢
 〔司会・記録〕山口響
廣瀬方人さんを偲ぶ
 内田伯・廣瀬雅志・佐藤木綿子・敦賀昭夫・萩谷瑞夫・末永浩・橋場紀子・増田馨

証言―地獄を生き延びた人びと
 死体置き場からの生還―師範学校予科生の原爆記録(松添鶴次)
 長崎駅車掌区における被爆の記録(松尾みち子・原田しず代)
 三途の川を渡りかけた―被爆後、平戸で見た地獄(大瀬良一)
 十五歳の弟『眞夫』の命を原爆は奪っていった―今も聞こえる―父母の慟哭と悔恨の叫び声(指方和子)
 海面に上がった瞬間に閃光が(首藤栄)
 ブラジル在住被爆者の証言(鮫島義孝・芦原学)
 原子野に生きて(O・S)
 平和への誓い(井原東洋一)

反核・平和運動―原爆体験を伝える
 長崎・この一年を振り返る〔15年8月~16年7月〕(山口響)
 「松原の救護列車を伝える会」インタビュー
 「活水モデル」を広げたい―高校での平和学習活動30年〔インタビュー〕(草野十四朗)
 長崎被爆70年学生企画 映画「母と暮らせば」公開記念企画展~今ここにボクがいる理由(内田直子)
 被爆体験伝承者―広島市の取り組み(細光規江)
 被爆体験の継承とは―「伝承者」候補生の挑戦(大澤志織)
 チェルノブイリ原発事故30周年―リトアニア・ラトビア訪問記(田中重光)
 核兵器廃絶国際署名はじまる(横山照子)
 第1回合同朗読祭「ヒロシマ、ナガサキから70年そしてフクシマ」を企画して(鶴文乃)
 書評『浦上の原爆の語り―永井隆からローマ教皇へ』(末永浩)

〔俳句〕原爆忌俳句―第63回長崎燕麦器平和祈念俳句大会作品抄
〔短歌〕原爆・平和の歌 20首(「歌の実」短歌会)

〔2016年夏・新刊紹介〕
『大石義野写真集 戦争は終わっても終わらない』/『核兵器をめぐる5つの神話』/『核の戦後史』/『国を愛する心』/『原爆後の70年』/『チェルノブイリの祈り』

《資料》
広島平和宣言(広島市長 松井一實)
長崎平和宣言(長崎市長 田上富久)
長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ(長崎在日朝鮮人の人権を守る会)
全国被爆者健康手帳交付数等/長崎市被爆者法区分図
■長崎の証言の会・案内/『証言2017 第31集』原稿募集
[編集後記](山口響)