図書ショウゲン000061645

証言 第29集(2015)

サブタイトル1~10
ナガサキ・ヒロシマの声
編著者名
長崎の証言の会 編
出版者
汐文社
出版年月
2015年(平成27年)11月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
219p
ISBN
9784811302270
NDC(分類)
916
請求記号
916/N21/29
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

■表紙絵 人間の絵(桑迫賢太郎)
■表紙絵のことば 人間の絵(桑迫賢太郎)
■グラビア ナガサキ・ヒロシマ被爆70年
目次
巻頭言 「嵐に向かって立つ」(土山秀夫)

第1特集 被爆・敗戦70年―長崎から問う
 爆心地の70年(青来有一)
 被爆70年の節目に思うこと(浅井基文)
 戦争の実態知らない政権(林京子)
 「核の傘」政策を変えることに集中すべきではないか?(梅林宏道)
 被爆70年に見る3つの特徴(廣瀬方人)
 被爆70年夏―ナガサキにて(高橋眞司)
〔長崎の証言の会 2015年座談会〕
被爆・敗戦70年を長崎から問う
 〔出席者〕大矢正人・芝野由和・城臺美彌子・田崎昇・萩谷瑞夫・向井恵美子・森口正彦・森口貢・山川剛
 〔司会〕山口響 〔記録・整理〕一瀬智子

第2特集 「受け継ぐ者たち」の被爆70年
 浦上天主堂を再現する―プロジェクション・マッピングの試み(酒井一吉)
 被爆二世でも思いは伝わる(佐藤直子)
 自分にしかできないことがある―被爆した祖父・母の思いを後世に(平田周)
 命を紡ぐ―被爆者一家に生まれ育って(山崎年子)
 被爆者の一生に触れる(草野優介)
 被爆70年―被爆二世の人権保障を求め、被爆二世運動の新たな地平を!(崎山昇)

証言 被爆70年を迎えて
 運動場が焼き場になった―山里国民学校教師の証言(山崎壽子)
 爆心地から25km離れた諫早で目撃した「生き地獄」の忘れえぬ記憶(山口忠喜)
 友をさがして原子野を彷徨う(小島恒久)
 記憶のあるうちに語り残したい―8・9ナガサキ原爆体験記(小林光盛)
 戦争中も原爆も、そして戦後も苦しかった―母として、主婦として(平野良枝)
 核廃絶に向けて―被爆体験記(井上幸雄)
 4歳時の被爆体験―その記憶を辿る(竹下芙美)
 顔も手足も焼け爛れて帰ってきたお母さん(上野アサ子)
 平和への誓い(谷口稜曄)

反核・平和運動―今こそ「否核・否戦」
 長崎・この一年を振り返る〔14年8月~15年7月〕(山口響)
 追悼・本島等さん―天皇の戦争責任発言を中心
  どうしても聞きたかった質問(柴田朴)
  「当たり前」の本島発言(舟越耿一)
 美術展と朗読―「貧乏弁護士」の奮闘記(三宅敬英)
 2015年NPT再検討会議を終えて(中村桂子)
 マーシャル諸島共和国による核ゼロ裁判(山田寿則)
 ビキニ事件の再検証を―放置された被災船員たち(山下正寿)

〔俳句〕原爆忌俳句―第62回長崎原爆忌平和祈念俳句大会作品抄―
〔短歌〕原爆・平和の歌 20首(「歌の実」短歌会)

〔2015年夏・新刊紹介〕
『回想本島等』/『長崎にあって哲学する・完―3・11後の平和責任』/『No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ』/『原爆句抄―魂からしみ出る涙』/『このかなしき空は底ぬけの青』/『浦上の原爆の語り―永井隆からローマ教皇へ』

《資料》
広島平和宣言(広島市長 松井一實)
長崎平和宣言(長崎市長 田上富久)
長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ(長崎在日朝鮮人の人権を守る会)
全国被爆者健康手帳交付数等/長崎市被爆者法区分図
■長崎の証言の会・案内/『証言2016 第30集』原稿募集
[編集後記](山口響)