図書カタリツグ シベリア ヨクリュウ000061639
語り継ぐシベリア抑留
サブタイトル1~10
体験者から子と孫の世代へ ユーラシア文庫:6
編著者名
富田 武 編著/岩田 悟 編著
出版者
群像社
出版年月
2016年(平成28年)10月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
109p
ISBN
9784903619699
NDC(分類)
916
請求記号
916/To58
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
はじめに
第一部 体験者は語る
特措置法成立後も残る課題(池田幸一)
満州を引き回されチタで二年余り(山内伊三男)
生きて帰って思う戦争の不条理(松本茂雄)
キルギス小村に収容の全員が帰国(宮野泰)
衣食住とソ連兵の思い出(佐伯剛史)
スターリンの無法と日本の棄民棄兵(藤木伸三)
日本兵として戦った私は台湾人(呉正男)
肉体の衰弱と老化に耐えて(岡野工治)
パンのために餓鬼道に堕ちる(猪熊得郎)
遺骨収集二十余年―吉川英治文化賞を受賞して(遠藤尚次)
【ロシア人の回想】
人道的援助のバラード(リュドミーラ・コンドラショーワ)
仕事熱心な日本人捕虜(P・V・ノマコノフ)
怖かった日本人捕虜を海和して(L・I・シニヤン)
【抑留の報道と伝承】
ロシアの抑留資料とマスメディアの責務(白井久也)
「シベリア抑留」の取材を続けてきて(栗原俊雄)
死亡者名簿に「命」を吹き込む(井出裕彦)
小熊英二『生きて帰ってきた男』を読む(池田幸一)
第二部 遺族・家族の思い
樺太から大陸に流刑、死亡した祖父(宮田典佳)
戦友の手紙で知った父の抑留死(高井光子)
短歌に詠み続けた戦友への思い(西岡秀子)
音楽の才を収容所で生かした父(梶山達史)
飢えのトラウマと手作りロシア料理(浅野真理)
ノリリスクの丘に慰霊碑は佇む(渡辺祥子)
母の遺言かなえ伯父の埋葬地へ(藤枝知保)
タイシェットの小村に鎮魂のバリトン―古川精一氏の旅
第三部 若い世代の声
【学生座談会】
シベリア抑留―私たちのリアル(伊藤麻子/清水裕太/松田美紀/御木淳一郎/司会 富田武)
シベリア抑留Q&A