フィリピン戦跡ガイド
- サブタイトル
- 戦争犠牲者への追悼の旅
- 編著者名
- 小西 誠 著
- 出版者
- 社会批評社
- 出版年月
- 2016年(平成28年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 206p
- ISBN
- 9784907127190
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/Ko75
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
フィリピンでの戦跡の歩き方
第1章 首都マニラ市内に残る戦争―マニラ市街戦跡・住民虐殺のメモリアルを歩く
マニラその巨大都市の現在
マニラ市街戦最後の攻防、イントラムロス
サンチャゴ要塞内のフィリピン人捕虜虐殺のメモリアル
殺された市民の祈念碑が安置されたサン・オーグスティン教会
メモラーレ・マニラ1945モニュメント
激戦に耐えた旧パコ・ステーション
連合軍が最初に到達したサント・トーマス大学
マニラ市内の二つの虐殺現場―旧スペイン・クラブとラサール大学
第2章 二度の戦争の激戦地となったコレヒドール島―戦場がそのまま保存された世界で唯一の島
島の頭部・トップサイドに残る350メートルの巨大兵舎
太平洋戦争記念碑と記念館
米比軍・日本軍の地下要塞となったマリンタ・トンネル
無用の長物となったクロケット砲台
日本軍を震撼させたウェイ砲列
2万6千メートルの射程を誇るハーン砲台
日本軍の直撃を受けたギアリー砲列
保存されたサウスドッグと知られざるトーチカ
島の北部海岸線に設営された震洋隊の基地
キンドレー飛行場跡に残るバンカー
フィリピン・ヒーローズ・メモリアル
「日本平和庭園」の慰霊碑
カバロ島・フレイル島(軍艦島)の玉砕
コレヒドール島の案内
第3章 バターン半島―「死の行進」の街道を歩く―フィリピン戦争のもう一つの激戦地・バターン半島
「死の行進」の起点―マリベレス・ゼロ地点
バターン半島での日本軍と米比軍の戦い
サマット山に聳える十字架のメモリアル
ひっそりと佇むカパス・デスマーチ・メモリアル・シュライン
巨大タワーが建つカパス・ナショナル・シュライン
従軍作家・火野葦平の記録したオードネル捕虜収容所
パンティンガン川の虐殺
第4章 二度の上陸戦の舞台となったリンガエン湾―リンガエン湾・マバラカット特攻隊の戦跡を歩く
連合軍上陸地点を印す「上陸記念碑」
日本軍の上陸地点に造られたジャパニーズ・ガーデン
最初のカミカゼ特攻隊出撃基地・マバラカット西飛行場跡
マバラカット西飛行場跡に残る掩体壕群
正面に鳥居が建てられたマバラカット東飛行場跡
第5章 日・米比軍の最後の戦いの地―バレテ峠・サクラサク峠―兵隊も「邦人」も飢えと病で斃れていった
累々たる屍が眠るバレテ峠とメモリアル
連合軍のメモリアルが建つバレテ峠
バレテ峠の日本軍戦没者の記念碑
バレテ峠の中国系比軍兵士の記念碑
ゲリラに翻弄された日本軍
第6章 戦争犠牲者を追悼するメモリアルを訪ねて―南部ルソンの忘れられた住民大虐殺のメモリアル
教会に集められ、家を爆破されたバウアンのメモリアル
カランバのリアール三叉路のメモリアル
カランバのサンペロハン小学校のメモリアル
日本人がフィリピンの人々のために建てた世界平和祈念塔
リパ虐殺に関わった日本兵の証言
日本軍戦犯たちが収容されたモンテンルパ
フィリピン無名戦士の墓
マニラ・アメリカン・セメタリーとメモリアル
日本の軍民戦没者を祀るジャパニーズ・ガーデン
第7章 フィリピンでの日・米比軍の戦争―1945~1945年―「本土防衛」の捨て石にされた日本軍兵士とフィリピン民衆
アジア・太平洋戦争の開戦とフィリピン
バターン半島攻防戦で苦戦する日本軍
日本軍の敗勢と連合軍のレイテ上陸
再びルソン決戦―連合軍の上陸作戦
日本軍の敗退と孤城化
市民約10万人が死亡したマニラ市街戦
コレヒドール島の日本軍陥落
マニラ東部の戦闘とフィリピン戦の終了
山下司令官の投降と処刑
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