図書イマ コソ ヨミトク タイヘイヨウ センソウシ000061603

いまこそ読みとく太平洋戦争史 = The History of the Pacific War

サブタイトル1~10
やさしい!くわしい!新しい!!
編著者名
諏訪 正頼 著
出版者
アーク出版
出版年月
2016年(平成28年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
331p
ISBN
9784860591656
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Su87
保管場所
開架一般
内容注記
索引あり
和書
目次

はじめに
 
1章 太平洋戦争への道
■世界恐慌■1929・10■貧しさが戦争を呼ぶ? 戦争の原因が世界恐慌と言われる理由は?
■満州事変■1931・9■独断で爆破事件を起こした関東軍を、政府はなぜ統率できなかったのか
■五・一五事件■1932・5■首相を暗殺する軍事クーデターを、なぜ青年将校は起こしたのか
■二・二六事件■1936・2■クーデターは失敗したのに、軍部の発言権がより強まった理由は?
■近衛内閣成立■1937・6■天皇家にも連なる近衛文麿が、なぜ日中戦争を始めたのか
■中華民国臨時政府樹立■1938・1■膠着状態に陥った日中戦争。近衛内閣の対応策は?
■ノモンハン事件■1939・5■日本が惨敗を喫した理由、勝ったソ連が停戦に応じた理由は?
■日独伊三国同盟■1940・9■なぜ日本は戦争を始めたドイツと同盟を結んだのか
■日本への石油輸出全面禁止■1941・8■日本が受け入れられるはずもない条件を、なぜアメリカは提示したのか
 
2章 開戦と侵攻
■日本の戦争プラン■資源が乏しいのがわかっていながら、どんな計画で戦争を始めたのか
■山本五十六の戦争プラン■海軍伝統の艦隊決戦ではなく、山本五十六はなぜ奇襲作戦をとったのか
■大本営の設置■1937・11■最高司令部の大本営とは、どんな組織だったのか
■真珠湾攻撃■1941・12■大成功の奇襲作戦。決定的打撃のチャンスがありながら、なぜ中止した?
■香港攻略■1941・12■準備を整えていた日本軍は、わずか20日余りで香港を攻略する
■マレーの戦い■1941・12■実は太平洋戦争はここから始まる。兵力2倍の英軍が敗れた理由は?
■マレー沖海戦■1941・12■海戦においてこれからは航空機が主役になることを暗示した戦い
■マレー地上戦■1941・12■防御線まで構築していたのに、なぜイギリス軍は負け続けたのか
■シンガポール陥落■1942・2■なんとイギリス人捕虜13万人!! 綱渡りのシンガポール攻略作戦
■日本軍のマニラ占領とアメリカ軍の撤退■1942・1■日本軍の侵攻に対し、なぜアメリカ軍は反撃してこなかったのか
■バターン半島の戦い■1942・1~2■ようやく反撃を開始したアメリカ軍に立ち塞がったものとは?
■アメリカ軍の降伏とバターン死の行進■1942・4~5■アメリカ軍は降伏したが、8万人の捕虜に苦慮する
■インドネシア侵攻■1942・1~3■日本の戦争目的は南方の資源確保にあったはず。成功したのか
■スラバヤ沖海戦・バタビア沖海戦■1942・2■開戦後初の軍艦対軍艦の海戦。日本が圧勝した理由は?
 
3章 戦局の転換点
■ビルマ制圧■1942・5■蒋介石への援助を絶つため、日本軍はビルマ侵攻を実施する
■ニミッツ太平洋艦隊司令就任■1941・12■東郷平八郎を尊敬していたニミッツがキンメル大将の後任として就任する
■日本本土初空襲■1942・4■戦勝ムードに酔う日本人の士気を挫くためB‒25による本土初空襲が実施
■珊瑚海海戦■1942・5■史上初の空母対空母の海戦。航空機による戦いの結果は?
■ミッドウェー・アリューシャン作戦■日本海軍史上最大の作戦だったが、アメリカ軍は事前にキャッチしていた?
■ミッドウェー海戦■1942・6■日本が空母4隻、航空機320機を失うという大敗を喫した原因は?
■アメリカ軍の反攻■1942・8■アメリカ軍は反攻の拠点になぜガダルカナルを選んだのか
■ガダルカナル・陸の戦い■1942・8~10■不敗だった日本陸軍が3度攻撃を仕掛けても奪還できず
■ガダルカナル・海の戦い(第1~第3次ソロモン海戦)■1942・8~11■陸軍を援助するため海軍は3次にわたり出撃するも石油不足で撤退
■ガダルカナルの戦略的価値■戦闘による死者よりも飢えとマラリアによる死者が上回った悲劇
■ガダルカナル撤退■1943・2■島への固執から優秀なパイロットを数多く失い、大量の物質を消耗した
 
4章 連合国軍の反撃
■い号作戦発動■1943・4■南太平洋での劣勢を挽回するため、山本長官が立案した作戦とは?
■山本五十六の戦死■1943・4■長官の襲撃は後継者が誰になるかも検討のうえ実行された!!
■アッツ島玉砕■1943・5■守備隊約2600人が全滅。初めて「玉砕」という言葉が使われた戦闘
■キスカ島撤退■1943・7■実行不能と言われた撤退作戦を、司令官の機転で成功させる!!
■カートホイール作戦■1943・6~11■ラバウルを目指し、アメリカ軍が発動した車輪作戦とは?
■ニューギニア戦線全貌■1942・3~1945・8■兵士20万人のうち、なぜ18万人もが未帰還となったのか
■絶対国防圏と学徒出陣■1943・9~10■防衛ラインも曖昧なまま、戦力不足を補うため学徒出陣が始まる
■ギルバート諸島攻略■1943・11■戦力が充実したアメリカ軍は中部太平洋へと侵攻してくる
■マーシャル諸島攻略■1944・1■アメリカ軍は日本軍の守りの堅い島は素通りし、反撃のスピードを上げる
■第一航空艦隊設立■1943・7■アメリカ機動部隊を迎え撃つ部隊だが、アメリカ軍の反撃は予想より早い
■日本の海上輸送■南方の資源確保が戦争目的だったのに、輸送手段の軽視から活用に失敗
 
5章 日本軍の敗退
■インパール作戦認可■1944・1■補給路もなく、大本営内部にも反対意見があったのに、なぜ認可された?
■インパール作戦開始■1944・3■3個師団、10万人が参加する作戦が始動。1ヵ月で包囲は成功するが・・
■日本軍の後退■1944・6~10■深刻な食糧不足に見舞われた日本軍は退却を開始。兵士3万人を失う
■ビルマ北部の戦い■1942・5~1944・8■日本軍に絶たれた補給ルート復活のため、米・中国軍は反攻に出る
■サイパン上陸■1944・6■なぜアメリカ軍はサイパン攻略を図ったのか
■マリアナ沖海戦■1944・6■小沢第一機動部隊大敗。アメリカ軍を勝利に導いた最新兵器とは?
■サイパン陥落■1944・7■なぜ兵士だけでなく多くの住民までが犠牲になったのか
■中国戦線■1941・12~1945・8■日中間で戦争は続いていたが、なぜ現状維持のまま継続されたのか
■ハワイ会談■1944・7■会談でルーズベルト、マッカーサー、ニミッツ、ハルゼーが決めたこととは?
■ペリリュー島の戦い■1944・9■2015年、なぜ天皇皇后両陛下はわざわざこの地を慰霊訪問されたのか
■捷一号作戦認可■1944・7■陸海軍が共同するという画期的な作戦の目的は?
■台湾沖航空戦■1944・10■大戦果が報告されたが、まったくの誤報。実際は700機以上を失う大敗
■アメリカ軍、レイテ島上陸■1944・10■マッカーサーは「アイ・シャル・リターン」を公約どおり実現
■レイテ沖海戦■1944・10■武蔵をはじめとする主要艦船を失い、連合艦隊が壊滅した4つの海戦
■神風特別攻撃隊創設■1944・10■なぜ特攻などという作戦が生み出されたのか
■マニラ解放■1945・3■市民10万人を巻き込んだ激戦の末、ついに日本軍撤退。マニラ解放される
 
6章 そして終戦へ
■日本本土空襲■1944・11■命中度を高める低高度の爆撃、焼夷弾の使用が進言され、東京が標的に
■硫黄島の戦い■1945・2~3■なぜアメリカ軍は長さ8キロ足らずの硫黄島の占領を計画したのか
■沖縄の戦い■1945・4~6■沖縄では地上と海上でどんな戦いが繰り広げられたのか
■和平への試み■1945・5■ドイツが降伏したのに、なぜ日本は戦い続けたのか
■ポツダム宣言受諾■1945・8■受諾を決定した御前会議ではどんなことが話し合われたのか
■ポツダム宣言受諾後の混乱■1945・8~9■受諾決定後、国内外で何が起きたのか
 
おわりに
索引