図書センソウ トイウ ミセモノ000061564

戦争という見世物

サブタイトル1~10
叢書・知を究める 2 日清戦争祝捷大会潜入記
編著者名
木下 直之 著
出版者
ミネルヴァ書房
出版年月
2013年(平成25年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
xvi,255,2p,図版[2]p
ISBN
9780000000000
NDC(分類)
210.65
請求記号
210.65/Ki46
保管場所
閉架一般
内容注記
資料:p225-255
和書
目次

はじめに―東京市祝捷大会について
 
第一章 栽松碑のある風景
アイアイのすむ森/栽松碑/捕獲品陳列/ある日の日清戦争へ
 
第二章 上野のお山で
明治二七年一二月の東京へ/団子坂の菊細工/上野大仏/彰義隊墓所
 
第三章 市村座見物
明治のスカイツリー/戦争劇の秋/真気活現
 
第四章 玉乗り未練
日本パノラマ館/川上動物園/花屋敷/奥山閣
 
第五章 東京の暗さ
いろは牛肉店/天絵楼/旅順虐殺事件
 
第六章 水の都
白首の巣/吊し石鹼/お伽噺のような建物
 
第七章 日比谷公園午前七時半集合
レンガを抜けて/松田の便所はイ丶臭い/山下門内/日比谷公園
 
第八章 万歳三唱、でも誰に向かって?
二重橋前/広島大本営/三菱ケ原/商都の中心へ
 
第九章 つくりもの競演、それとも狂演
土蔵造の町/縮緬細工/龍の首/首また首
 
第一〇章 万世橋にて
神田の山車/不用を転じて有益となし/湯島聖堂と神田明神
 
第一一章 掏摸にご用心
社会の敵/赤毛青毛の防寒隊/三橋界隈/彷徨子の足跡
 
第一二章 玄武門一番乗り
緑門・黒門・赤門/玄武門/吶喊
 
第一三章 原田重吉という人生
何かのちょっとしたほんの詰らない手柄/張飛の如く/時の人
 
第一四章 新面目の演劇なり
川上演劇台覧/鼻水たらして/貞奴
 
第一五章 畏み畏み申す
お歴々の挨拶/奏楽/祝祭
 
第一六章 馬見所雑考
御真影/共同競馬会社/母衣引/向ケ岡
 
第一七章 放尿泉の如し
主催者反省の弁/岡田屋女主の負けず嫌い/おのれ憎き蘭丸が振舞い/東台山上尿千里の惨状
 
第一八章 霊鷹記
祝勝聯隊踊/高千穂の頂きに/鷹に便乗
 
第一九章 なぜ動物を見るのか
三本足のカラス/動物園が開くまで/暴れん坊だゾウ/神田っ子虎
 
第二〇章 戦場からきたラクダ
四不像/ラクダの献上と下賜/夫婦和合のラクダ/戦利動物区画飼養
 
第二一章 旗を曝す
分捕品/遊就館/賀茂水穂宮司は語る
 
第二二章 文野の戦争なり
通信回復/日本赤十字社/野戦病院
 
第二三章 四面楚歌の船
彩火/焼討ち/定遠と致遠の未来と過去
 
第二四章 教えてください!
遊就館見物/定遠引揚げ/鎮遠回航/鎮遠之錨
 
おわりに―明治二七年の東京から戻って
資料
人名索引