図書目録レキシ ノ ザンゾウ資料番号:000061471

歴史の残像

サブタイトル
歴史家の見た戦前・戦中・戦後
編著者名
瀬野 精一郎 著
出版者
瀬野精一郎
出版年月
2008年(平成20年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
494p
ISBN
9784642079969
NDC(分類)
210
請求記号
210/Se72
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

I 戦前・戦中の残像
明治天皇の生母中山慶子
明治天皇の側室 園祥子
明治天皇の生母中山慶子のエピソード
日清・日露の後家
「亡びるね」
佐鎮長官子息刺殺事件
大正時代の談合
官吏一割減俸令
天皇陛下ゴッコ
寅年と千人針
電気料金の定額制
「教育勅語」に書いてないこと
教育の神髄
駆逐艦「夕立」の文鎮
ニュース館
軍国の母とその子
召集令状を届けた日
ガラスの黒板
敵前逃亡
詔勅と私
五十三年前の偽文書
「死」を意識しない人生は有意義か
戦時下中学の口頭試問
「歩調取れ」「歩調止め」
航空補助燃料松脂の採取
賢者は歴史に学ぶ
嵯峨根博士への手紙
ポツダムを訪れて想うこと
 
II 戦後の残像
見聞した終戦前後の出来事
二つの時代に生きた人々
男女共学事始
教師の綽名
校門は営門に通ず
授業中の記憶に残る言葉
私にとっての第三分校の生活
バナナの味
竹内理三先生との出合い
意識過剰・増長・離婚―竹内先生の嫌悪されたもの―
古文書の写真撮影と竹内先生
九州大学における竹内先生留任運動の裏事情
竹内理三先生を偲ぶ
アプレ学生考
卒業論文の書き方の変遷
愚身・愚妻・愚息
地名の変化
老いては子に従え
人の役に立つ本
『日本史研究者辞典』編集の裏話
夢の中での石井進さんとの会話
 
III 「歴史事実」とは何か
「歴史事実」在りと人の言う
歴史学の慨然性と歴史小説
建て前の歴史と「歴史事実」
抹殺博士と復活博士
「歴史事実」のア・ラ・カルト
年譜の効用と限界
「神風史観」の起源
「神風」余話
 
IV 歴史についての考察
歴史学への無過失責任主義の適用
歴史教科書の厚さ
読む歴史と書く歴史
裸の王様
読みの定着
「専業主婦」と「文献史学者」
六十年前という歳月の壁
神勅の影響
南北朝時代と吉野時代
階級的視点の波及
政治に拘らず
「冷戦」のはじまり
 
V 現代思潮への批判
「殺し文句」の変遷
電気自動炊飯器出現による生活の変化
夫婦別姓
戦国大名とエリツィン大統領の立場
東条首相と小泉首相の政治手法の類似点
自衛隊のイラク派遣の後に来るもの
「忘恩の徒」と「防音の戸」
清貧
謙譲語
不適切な言葉
シビリアン・コントロール
「黙れ、長吉」
死んであげます国のため
 
VI 身辺の残像
戸籍のからくり
百年前の金鵄勲章授与詔書
大隈重信母方の系譜
黒板先生と三枚の色紙
我が家の飼犬の歴史
墓碑銘の訂正
唐様で売家と書く三代目
 
あとがき

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