日本のグライダー
- サブタイトル
- 日本昭和航空史 1930~1945
- 編著者名
- 川上 裕之 著
- 出版者
- モデルアート社
- 出版年月
- 1998年(平成10年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 315p
- ISBN
- NDC(分類)
- 538
- 請求記号
- 538/Ka94
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 三つの日本新記録
滞空時間一三時間四一分八秒
発心山
前田式703型ソアラー
河辺忠夫一級滑空士
記念碑
記録飛行
高度三,六〇〇m
生駒山と盾津飛行場
美津野301型ソアラー
飛行距離九六・二km
全満滑空大会
日本式鳳型と蜻蛉型
第二章 群像
磯辺鉄吉
最初の滑空
鉄吉はおの吉
磯辺式練習用1型
初の合同訓練
日本グライダー協会
山崎式第1型
山崎好雄
航空研究所雇員
磯部との出会い
伊藤との出会い
文部省嘱託に
佐藤博
ゼーゲルフルグトイグー
九州帝国大学助教授
前田健一
アイデアマン
東亜航空機研究所
梟の酒場
佐藤と前田
二人の再会
九州航空会
志鶴忠夫の登場
波紋広がる
第三章 レーンの空
ドイツのグライダー
レーンの競技会
昭和五年の世界記録
世界記録の歩み
第四章 九州帝国大学のグライダー
大学でグライダー作り
国際連盟型
カゼイン
九大航空会
九帝一号飛ぶ
九帝3型セコンダリー
十文字高原へ
九帝3号飛ぶ
未公認日本新記録
第五章 霧ヶ峰グライダー研究会
お天気博士
藤原咲平
鵜飼と白石
霧ヶ峰
KGK誕生
吉原清治
「悪魔にとられろ」型
一六分三〇秒
筑波山
一時間一分
第六章 滞空一時間二六分一〇秒
九帝2型プライマリー
九帝5型「阿蘇号」
阿蘇山
九重山
悪天候
大新記録
マスコミ
逓信大臣表彰
第七章 全国へ広がる波紋
日本グライダー連盟
西日本グライダー倶楽部
中国グライダー・クラブ
愛国グライダー連盟
京都市立第一工業学校グライダー部
東京帆走飛行研究会
名古屋グライダー研究会
極東グライダー・クラブ
亜細亜飛行学校グライダー部
第八章 日本帆走飛行連盟の誕生
佐藤の着想
松下弁二の記憶
連盟参加団体
連盟の発会式
発会記念練習会
記念公開飛行会
初の自動車曳航
初の飛行機曳航
第九章 日本学生航空連盟
朝日新聞社の動き
朝日式1型ソアラー
グライダー部を作る
二団体の活躍
第十章 九帝7型ソアラー
佐藤倒れる
バランス・タブ
九帝7型の製作
九帝7型の特徴
阿蘇で飛ぶ
佐藤・阿蘇へとぶ
九帝7型再び飛ぶ
九帝7型の航空日誌
最後の飛行
第十一章 ヒルトの招聘
ドイツから指導者を
藤原咲平の動き
松下弁二の〝お話〟
佐藤博の話
費用は陸軍持ち
ウォルフ・ヒルトという人
来日まで
日本での七四日
日本初のグライダーの宙返り
急旋回上昇法
「ミニモア」初登場
陸軍専修教育
志鶴忠夫も飛ぶ
精力的な行動
東京―大阪空中列車
お別れのショー
ヒルトの記念碑
第十二章 志鶴忠夫の年
昭和一一年
滞空記録九時間二三分
二機並列曳航
日本一周空中列車飛行
全日本グライダー大会
観衆一二万人
記録0
鵜飼照彦の栄光と死
第十三章 満州空務協会
外地の動き
満州飛行協会
浜崎良勝の場合
全満州滑空大会
満州の前田式703型
満州国民航空練成所
釣り上げ曳航
縦列三機曳航
第十四章 オリンピア・マイゼ
神風号の成功
清水六之助飛ぶ
阿蘇で新記録
佐藤のドイツ留学
ワッサークッペヘ
オリンピック正式種目へ
DFS・マイゼ決まる
佐藤の帰国
第十五章 日本滑空機工業組合結成
逓信省指定工場
ソアラー一機一,〇〇〇円
組合加盟二〇社となる
第十六章 各社のグライダー
伊藤飛行機製作所
日本小型飛行機株式会社
アカシヤ木工・航空機部
美津濃グライダー製作所
巴航空機工業株式会社
河合楽器製作所
霧ヶ峰グライダー研究会
京都市立第一工業学校
その他の学校製作のグライダー
その他の資料に残るグライダー
第十七章 福田と前田
福田の金、前田の技
小田の腕
「福田」のした仕事
「光式3・1型」ソアラー
「光式1・3型」プライマリー
「光式5・1型」ソアラー
「光式6・3型」複座セコンダリー
「前田」のした仕事
「前田式5型A」ソアラー「玉屋号」
「前田式6型」ソアラー「B.S.号」
「前田式六甲1型ソアラー」
墜落させてやる
「前田式六甲2型ソアラー」
朝日式駒鳥型プライマリー
第十八章 前田と木村
木村貫一
前田工作所へ
前田式7型ソアラー
博多から大阪へ
蔵原三吾との出会い
葉啓聡の登場
前田に召集令状
光式6・1型グライダー
発展と分裂
「前田」の復活
木村の前田批判
経営者の立場
前田健一の度胸
前田式703型の製作
苦心の翼型
それぞれの別れ
第十九章 グライダーは飛ぶ
昭和一三年
昭和一四年
昭和一五年
マイゼ・富士山から飛ぶ
大日本飛行協会発足
昭和一六年
記録ラッシュ
生駒山滑空場完成
昭和一七年
昭和一八年
九帝11型ソアラー
昭和一九年・最後の公式記録
九帝12型複座ソアラー
第二十章 国の施設と滑空界
特級滑空士
「お国の為」という事
文部省型プライマリー
逓信省型も
大日本飛行協会の仕事
中央滑空訓練所
野邊山滑空訓練所
中級機の懸賞募集
滑空工業専門学校
第二十一章 欧米の軍用グライダー
ドイツ軍の場合
アメリカ軍の場合
イギリス軍の場合
第二十二章 日本の軍用グライダー
日本軍とグライダー
「ク-1」二式小型輸送滑空機の試作
試験飛行の日
大川五郎元陸軍少佐
陸軍グライダー研究班
滑空飛行第一戦隊
「ク-7」の試験飛行
第一挺進集団
烈号作戦
飛行機工場でグライダー
日国航空工業
「ク-8」の試作
益浦幸三技師
京都飛行場
「ク-7」の試作決定秘話
双胴型の発想
「ク-7」飛ぶ
「キ-105」へ転身
第二十三章 終章 おわりに
事故死者について
藤原と佐藤について
終戦
日本のグライダー年表
参考資料一覧
日本のグライダー図面集
編集後記
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