最後の女学生

口絵
はじめに(朝岡(渡辺)のり子)
　
第一章　鎮魂の歌
八月七日の悲しみ・他(山本多根子)
「戦争を刻む私の記念品・岡崎ゆき子さん」(朝日新聞)
短歌(山本(渡辺)禮子)
妹の思い出(上野志保)
学徒動員の思ひ出―遺歌集『晩節』より―(故　榎本治郎)
『殉職生徒死亡状況調査』
五十年ぶりの再会(山崎(杉浦)一枝)
被爆学徒の遺体収容までの真相(森下光夫)
俳句(牧野(牧野)やえ子)
輝いて(伊奈(長尾)秀子)
大林淑子さん(朝岡(渡辺)のり子)
短歌(岩瀬(清水)久江)
幼友だちは戦火に(石黒(内田)みよ)
短歌(山本(渡辺)禮子)
村田みよ子さんのこと(中西(小林)幸子)
伊藤たづ子さんを偲びて(鈴木(石川)千代子)
矢島信子さんのこと(杉山(六峰)幸代)
短歌(山本(渡辺)禮子)
想い出の鈴木鎮子さん(長坂(大木)サワ子)
乙女の日の山本宏子ちゃん(長坂(大木)サワ子)
亡き友へ(伴(池田)敏子)
蟬時雨(鳥居(尾崎)恭子)
山本宏子・鈴木鎮子・鈴木陸子さんの想い出(河合(鈴木)定子)
俳句(牧野(牧野)やえ子)
山本彩子さんの思い出(高力(高力)富子)
山本彩子さんのこと(森田(兼子)道子)
花散華(伊東(富山)美代子)
友の顔(長坂(大木)サワ子)
　
第二章　遺された日誌(大林淑子)
日誌　その一
日誌　その二
志ら露句集
　
三章　憶い出
一組
暑い三日間(石黒(渡辺)晶子)
応援組と交替して(杉山(六峰)幸代)
その日の海軍工廠(彦坂(高橋)禮子)
友とはぐれて(坂口(久世)純子)
あの日のこと(内藤(佐野)享子)
おにぎりと炊り豆(渡辺(山本)光枝)
夢で見た光景(鈴木(金子)和子)
運命の日(田中(津島)令子)
ああ無念(長坂(大木)サワ子)
太平洋戦争の頃を偲んで(山本(三輪)善子)
地震・空襲・そして(小山(花田)英子)
転校生(松岡(福井)節子)
終戦の夏(彦坂(高橋)禮子)
二組
恐怖の防空壕(坂東(中澤)美葉留)
工廠のあの日の思い出(中川(高橋)幸子)
八月のある一日の想い出(石田(石田)容子)
夏の日(谷野(堀井)とし江)
八月七日の想い出(河合(鈴木)定子)
還らぬ友(吉野(吉野)さき江)
悲国民と云われて(河合(河合)絢子)
供養塔に額づきて(浅野(中尾)美津子)
生命の貴さ(山本(山本)和子)
空襲・そして矢島信子さんのこと(城所(山本)美智子)
戦争の中の少女時代(後藤(鈴木)寿恵子)
誓いを新たに(洲崎(井上)澄子)
豊橋高女の思い出(山崎(杉浦)一枝)
三組
あの頃のこと(佐藤(佐藤)堯子)
夾竹桃の花(村田(朝岡)美恵子)
戦争とわたし(野村(小川)津根子)
還暦を過ぎて(小柳津(工藤)貞子)
豊川海軍工廠の空襲の思い出(斉藤(平松)久代)
俳句(坂東(小島)るり子)
残留組の一人として(村田(永井)恵子)
銃後と少女(山口(山口)サカエ)
母の手(中村(小宮)泰子)
セピア色の写真(杉野(夏目)ひさ子)
疎開学徒として(豊田(佐野)さ津き)
山本宏子さんへ送る手紙(広瀬(藤村)久子)
四組
耳の底から離れない声(高松(竹田)よし子)
帰ってきた認識票(今泉(竹島)美恵)
思い出(藤原(薬師神)孝子)
あの日の思い出(小山(安田)豊子)
一枚の写真(渡部(金子)桂子)
現品班の部屋で(大村(河合)なよ)
終戦忌(伊東(富山)美代子)
五組
生あることの喜び(伊藤(伊藤)和子)
青春の一頁(富田(新美)弘子)
第一装塡工場(藤井(望月)妙子)
大正村を尋ねて(河合(中浜)豊子)
学徒の碑(牧野(牧野)やえ子)
六組
あさぶら(竹田(斉藤)富美)
想い出(増田(増田)美代子)
豊川海軍工廠空襲の日のこと(田中(水野)せつ)
思い出は遥か昔(手島(鈴木)美恵子)
死よりの生還(清水(梅津)孝子)
痛恨の時は流れて(高力(高力)富子)
灼熱の一日(大桑(山内)恵美子)
悲惨な被爆(高柳(河合)みつ子)
私と空襲体験(山本(鈴木)郁子)
恐ろしかったこと、悲しかったこと(内山(内山)まつえ)
装塡工場の思い出(森(木下)貞子)
ナムアミダブツ(渡辺(市岡)治代)
八月七日を、電車の中に(渡辺(内藤)かず子)
うたかたの国「満州」(鈴木(永坂)玲子)
　
あとがき(渡辺(市岡)治代)