図書目録ボクシング ト ダイトウア資料番号:000061250
ボクシングと大東亜
- サブタイトル
- 東洋選手権と戦後アジア外交
- 編著者名
- 乗松 優 著者
- 出版者
- 忘羊社
- 出版年月
- 2016年(平成28年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 319p
- ISBN
- 9784907902117
- NDC(分類)
- 788
- 請求記号
- 788/N96
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
序章 忘れられた栄光
第一章 「帝国」の危機とスポーツ
ボクシングを通じた「東洋」の再編
大日本帝国体制下の東亜競技大会、極東選手権大会
大英帝国を「延命」したコモンウェルス・ゲームズ
第二章 日比関係はいかにして悪化したか
反日感情の源泉
占領政策の失敗
悪化する対日感情
「大東亜」の死と再生
第三章 興行師たちの野望とアジア
大東亜共栄圏なき時代の「東洋一」
ロッペ・サリエル―アジアをつないだ希代の興行師
瓦井孝房―周縁に生きる顔役
第四章 テレビ放送を支えた尊皇主義者
テレビ時代の幕開け
日本テレビの目論見
田辺宗英―聖地・後楽園を率いた憂国の士
勤皇・愛国主義の再生
ライオン野口と愛国社―大統領に招かれた国粋主義者
第五章 岸外交における露払いとしての東洋チャンピオン・カーニバル
東南アジアへの回帰
岸外交、二つの課題
外貨不足とカーニバルの開催
第六章 ボクサーにとっての東洋選手権
越境したボクサーたちの思い
金子繁治―ボクサーとして、キリスト者として
矢尾板貞雄―忘却された「棄民」との邂逅
勝又行雄―植民地文化の基層へ
第七章 戦後ボクシングと大衆ナショナリズムの変容
科学技術と戦後日本
白井義男―「日米の合作」によって生まれた日本初の世界王者
アメリカの代理人としてのフィリピン
「科学的ボクシング」への道
沼田義明と藤猛―「国産」チャンピオンの誕生
終章 「大東亜」の夢は実現したか
あとがき
謝辞
関連年表
引用文献
巻末資料
渡辺勇次郎遺稿「廿五年の回顧」
解説 渡辺勇次郎とその時代
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