図書タイリク ルテン000061173

大陸流転

サブタイトル1~10
敗戦そして抑留八年
編著者名
熊谷 秋穂 著
出版者
信濃毎日新聞社
出版年月
2005年(平成17年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
199p
ISBN
9784784088065
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ku33
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
 
第一章 満州へ
日本の暮らし/大陸に憧れた父の決意/友達との別れ/広い大陸へ/父との別れ
 
第二章 逃避行
行ってしまった汽車/最初の犠牲者/死を乗り越えて/決死の切り込み隊/太平鎮の襲撃/哀れ傷兵の最期/険しかった老爺嶺/大河に身投げの母と子/激戦の跡、伊漢通/敗戦、そして武装解除
 
第三章 地獄の方正収容所
収容所暮らしの始まり/生活の知恵/哀れ幼い妹の死/「生」か「死」の選択/共同墓地/永久不戦の碑/穴倉の生活/治安は極度に悪化する/土中の武器/三寒四温と使役/老刘家のこと/不吉な夢
 
第四章 再度、大八浪へ
大八浪へ帰る/病で倒れる/ハルピンへ
 
第五章 八路軍に抑留される
担架隊に志願/予期せぬ機銃掃射/四平街の作戦/回教徒/小足の老婆/日本人は後方に帰れ/ロマン/黄色火薬の積み降ろし/春節を祝う/弾薬倉庫の建設/鉄嶺生産隊/「打倒地主」農地解放闘争/大根畑の警備/雁を撃つ/朱塗りの寺院/長江で泳ぐ/栄養士、山田幸枝さん
/評判の冷菜/武漢の町
 
第六章 朝鮮戦争と人民支援軍
「打倒米帝国主義」/日本人子弟学校/南京虫とサソリ/山下徳一さんの消息/日本人技術者
 
第七章 上海港から舞鶴港へ
引き揚げ/慰霊祭
 
あとがき