図書ズセツ センジカ ノ ケショウヒン コウコク000061168

図説戦時下の化粧品広告

サブタイトル1~10
1931‐1943
編著者名
石田 あゆう 著
出版者
創元社
出版年月
2016年(平成28年)7月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
239p
ISBN
9784422210155
NDC(分類)
674.6
請求記号
674/I72
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

第Ⅰ部 化粧品広告揺籃期
1931年(昭和6)年11月号から1933(昭和8)年12月号まで
第1章 はじまりの主婦之友社代理部
代理部取扱い商品
裏表紙広告の美人たち
多田北烏の美人画広告
和服美人は白い顔
洗浄力が要の洗粉広告
第2章 雑誌広告へのモダンデザイン台頭
裏表紙進出前年のヘチマ
1933年『主婦之友』裏表紙のヘチマコロン本舗広告
モダンデザイン広告 1931-1933
モダンガール広告
モダンガール意匠の広告
第3章 懸賞タイアップ広告の数々
懸賞の付いた広告
新作映画や映画女優とのタイアップ広告
ウテナ化粧品広告の水谷八重子
ウテナレモンクリーム広告
第4章 明朗漫画のマスター化粧品広告
個性的なマスターの広告
マスターの夫婦広告
マスターと競う他社の夫婦広告
インターミッション
戦時下創刊の女性誌『新女苑』にみる「若い女性」と化粧品広告

第Ⅱ部 化粧品広告興隆期
1934(昭和9)年1月号から1937(昭和12)年9月号まで
第5章 華やかな化粧品広告の世界
『年鑑』記載の代表的広告
ヘチマコロン時代の『主婦之友』裏表紙
多彩なヘチマコロンの広告表現
レート広告の多様性
東郷青児から健康化粧へ、クラブ広告の多様性
第6章 紙面内写真利用の広告の展開
1934年の写真付きタイアップ
インパクト重視の見開き広告
目次裏広告の競演
商品主体の広告写真
グラビア頁+化粧品広告
第7章 新しい化粧法をどう伝えるか
白くない白粉の登場
主力商品となる「クリーム」
水の江瀧子と化粧品広告
化粧品広告の細分化と「若さ」の強調
目に見えない皮膚の問題
美髪を守り、ムダ毛は取る。そして自由な髪型を
第8章 なぜか似てくる広告表現
漫画利用の広告
類型的な女性イラスト広告
クラブのモダンイラスト広告
資生堂のモダンイラスト広告
第9章 舶来品との競合
欧米美人を起用した広告
マリー・ルイズ化粧品

第Ⅲ部 化粧品広告戦時体制確立期
1937(昭和12)年10月号から1941(昭和16)年12月号まで
第10章 「戦時」を伝える化粧品広告
1937年、流行する「非常時」
模索を続ける「非常詩」の広告表現
第11章 「日本」イメージの具現化
日本女性の美しさ
便利な日の丸意匠
第12章 意外と不易な広告デザイン
モダンデザインのヘチマ、レート、資生堂
欧米美人の活躍
ウテナ、山路ふみ子の華やかさ
レート、原節子の朗らかさ
化粧品広告のニューフェイス
第13章 総力戦には「若さ」が必要
「若肌」万歳!
素肌美人になるには!
目指すはシンプルな化粧
ヘチマコロンの素肌賛美
第14章 主流となる機能性化粧品広告
外国製品に負けない国産の威力
「科学」「科学」「科学」
スローガンとしての健康化粧

第Ⅳ部 化粧品広告衰退期
1942(昭和17)年から1943(昭和18)年まで
第15章 1942年、色刷りあるも広告は縮小
働く女性のための化粧
化粧品広告の矜持
第16章 1943年、雑誌広告欄の新聞メディア化
1月号と12月号の広告比較
戦時スローガンと共に

おわりに
参考文献