僕は少年ゲリラ兵だった
- サブタイトル
- 陸軍中野学校が作った沖縄秘密部隊
- 編著者名
- NHKスペシャル取材班 著
- 出版者
- 新潮社
- 出版年月
- 2016年(平成28年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 215p
- ISBN
- 9784104056071
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/N71
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第一章 護郷隊と陸軍中野学校
沖縄戦の知られざる本質 護郷隊のルーツを追う
なぜ日本軍はゲリラ戦に着目したのか 中野学校が実践した遊撃戦
護郷隊を創設した陸軍士官 護郷隊隊長の素顔
なぜ少年たちを召集したのか 「10人殺したら死んでもよい」
第二章 心を壊されて ~第一護郷隊の記録~
第一護郷隊の戦い アメリカ軍が恐れた「GOKYO TAI」
家族にも語れなかった戦時中の体験 心を壊された少年
美しきシマ 真喜屋に育った少年
戦場で間近に見た「死」 ふるさとを焼いた護郷隊
自らが破壊したシマでの戦後
第三章 恩納岳の悲劇 ~第二護郷隊の記録~
第二護郷隊で戦った少年たち 「心」を変えられた訓練
少年からゲリラ兵へ 「命令だから・・・・・・」
親友の死にも動かなかった心 「こんな子どもも兵隊に呼ぶか」
心と体に傷を負う 召集「行き先は教えられない」
「生まれなかったと思ったらいい」 手榴弾を口にくわえた
激戦下の野戦病院 〝妄動〟
取り残された少年 負傷兵を撃つ銃声を聞いた
封印された戦場、恩納岳 恩納岳で何があったのか?
遺族の戦後 70年後にようやく知らされた〝真実〟
軍医による射殺、その後― 護郷隊解散 その後
少年兵たちの戦後
第四章 もう一つの特殊工作 ~久米島での極秘作戦~
沖縄の離島にも送られた中野工作員 離島工作の目的
「上原」の謎を追う 張り巡らされた工作員網
「上原」の素顔 仲間に語った「玉砕の言葉」
実行されなかった玉砕計画 突然の連行
戦後も隠し続けた工作員の立場 「虚仮の半生」
今も残る戦争の傷跡
第五章 沖縄から本土へ ~本土決戦の全貌を解く~
もし、本土決戦が行われていたら アメリカが考えていた「滅亡作戦」
日本が考えていた「決号作戦」 本土決戦におけるゲリラ戦構想
ゲリラ戦のエキスパート 2800万人が召集の対象「国民義勇戦闘隊」
中野学校が指導した住民部隊 「一億総特攻」への道
中野学校出身者の追跡 「諜報活動から遊撃戦までを担った」
柔道五段の猛者 「情報将校」として受けた教育
中野学校が教えた「戦術」
あとがき
執筆者紹介
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