人びとの戦後経済秘史
- サブタイトル
- 編著者名
- 東京新聞中日新聞社 編
- 出版者
- 岩波書店
- 出版年月
- 2016年(平成28年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 212p
- ISBN
- 9784000245272
- NDC(分類)
- 332.107
- 請求記号
- 332/To46
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 ドングリと爆撃機―国家総動員経済の真相
「商店街を壊してまわった」―統制経済と暮らし
経済うたものがたり① 「月月火水木金金」―土日返上の過酷労働
「国民を欺いてしまった」―知らされなかった経済破綻の真実
「軍部に都合の悪い結論だった」―勝ち目なかった対米開戦
第二章 「リンゴの唄」から「炭坑節」―混沌からの生活再建
「預金封鎖が父を変えてしまった」―破綻国家のツケ重く
経済うたものがたり② 「リンゴの唄」―奪い合った魅惑の味
「刑務所を出ると世界が変わっていた」―GHQ改革と人びとの暮らし
「何が何でもつくってやる」―ゼロからの経済復興
「輸出がだめならパンをくれ」―占領政策に翻弄される
経済うたものがたり③ 「炭坑節」―夢の果ては「棄民」国策産業盛衰に翻弄される人びと
第三章 高度経済成長と「人間蒸発」―国造りの「神話」
「経済成長率の闘いだ」―国民を再び動員した高度成長
経済うたものがたり④ 「有楽町で逢いましょう」―流行歌が街変えた
「南極で食べた。うまかった」―開花する「庶民発」イノベーション
経済うたものがたり⑤ 「月光仮面は誰でしょう」―テレビ時代を切り開く
「辞めなきゃ口にだせなかった」―犠牲になる環境と健康
「クレバスに落ちるように人が消えていくんだ」―空洞化する心、変質する地域
経済うたものがたり⑥ 「スーダラ節」―気楽じゃない稼業応援
経済うたものがたり⑦ 「三百六十五歩のマーチ」―成長時代の応援歌
第四章 オイルショックと「老いるショック」―行き詰まる豊かな社会
「多くの人が言うウソはホントになる」―ショックがパニックにまで発展した理由
「「太陽光」なんてゴミみたいなものじゃないか」―脱石油社会への挑戦と蹉跌
「女性が安心して産めない社会になってしまった」―少子化と円高、「成長」の限界
「何人かの仲間は自ら命を絶った」―金融敗戦、政策ミスとその代償
おわりに 戦後経済史の「新たな章」を探して―取材班から
あとがき「記憶遺産」を記録する作業
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