ミドリ楽団物語

プロローグ

第１章　代澤浅間楽団　昭和十九年（一九四四年）
　１　大太鼓への祈り
　２　ジャバラバランの日
　３　学童疎開
　４　少国民兵士出発
　５　「勝利の日」まで
　６　大太鼓とともに
　７　「鉛筆部隊」と「浅間楽団」
　８　中央線夜行列車
　９　宣言温泉
　１０　始まった疎開生活
　１１　代澤浅間楽団の発足
　１２　代澤浅間楽団の音楽会
　＊「代澤浅間學園の歌」への熱い思い

第２章　真正寺楽団　昭和二十年（一九四五年）前半
　１　たらふくお雑煮お正月
　２　慰問部隊メンバー発表
　３　大糸線の電車の中で
　４　「決部隊」慰問
　５　ああ、六年生
　６　帰京、そして、別れ
　７　洗馬真正寺への再疎開
　８　真正寺での新生活
　９　真正寺学寮歌
　１０　「真正寺楽団」音楽会
　１１　真正寺ミュージカル劇場
　＊蘇った「真正寺学寮歌」楽譜

第３章　真正寺楽団東京へ　昭和二十年（一九四五年）後半
　１　重大放送を聞く
　２　洗馬の野山との別れ
　３　懐かしの故郷、東京へ
　４　疎開の終わり
　５　東京の焼け跡

第４章　ミドリ楽団結成　昭和二十一年（一九四六年）
　１　新しい音楽へ
　２　「草競馬」とチョコレート
　３　ミドリ楽団発足
　４　米国陸軍病院へ慰問演奏
　５　演奏会始まる
　６　初めてのアメリカの味
　７　オペレッタに挑戦
　８　第一ホテル慰問
　９　東京會舘へ
　１０　横浜オクタゴンシアター
　１１　クリスマスのラジオ放送

第５章　ミドリ楽団世代交代　昭和二十二年（一九四七年）
　１　ミドリ楽団の六年生と涙の別れ
　２　騎兵第八軍婦人クラブ主催音楽会
　３　金魚にぎょぎょぎょ
　４　動物園での再開
　５　アメリカンスクール慰問
　６　疎開組、母校との別れ

第６章　新生ミドリ楽団　昭和二十三年（一九四八年）
　１　評判の人気楽団
　２　日比谷「大阪ホテル」での音楽会
　３　「星条旗新聞」の大予告
　４　大劇場アニー・パイルヘ
　５　目と口に走った衝撃
　６　アニー・パイル劇場の一夜
　７　「ミドリ楽団」世界へ
　８　築地本願寺へ
　９　自由と平和

エピローグ
おわりに

取材協力者
参考文献