図書センソウ ニ ハンタイ シタ ヒトタチ ガ イタ000061130

戦争に反対した人たちがいた

サブタイトル1~10
弾圧に抗した青春 札幌民衆史シリーズ;Ⅴ
編著者名
「札幌民衆史シリーズ5」編集委員会 編
出版者
札幌郷土を掘る会
出版年月
1991年(平成3年)11月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
282p
ISBN
NDC(分類)
316
請求記号
316/Sa68
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
 
I 人権侵害のようす
「裸にされた恥辱は、今も消えない」―反戦・反ファッショ人民戦線運動で逮捕、拷問をうけた桑原一さん―
「〝天皇とキリストはどちらが偉いか〟と責められたが・・・」―日本ホーリネス教会弾圧事件の内田ヒデさん―
「朝鮮独立運動と間違えられて、苗穂刑務所に」―凍傷、栄養失調で九死に一生を得て出獄した崔元貞(チェウォンジョン)さん―
交換台からの抵抗―屈辱の拷問にも耐えた本間キクエさん―
十三年に及ぶ特高の監視―天皇来道の陸軍特別大演習時に、土蔵に禁足された山内栄治さん―
「〝坑夫の小せがれの為に光輝ある司法が・・・〟と」―司法赤化事件で逮捕された西館仁さん―
「四〇日間、連夜の拷問に耐えたが・・・」―軍隊内反戦活動、全協滝川事件の荒井英二さん―
「私の〝鉄橋を渡るタコ〟の絵までが・・・」―生活図画事件で児童画まで押収されたかつての教え子・葛西晃さん―
「戦後も引き続き警察の監視が・・・」―結局二十九年間の監視下生活を送った土本勇さん―
 
II 朝鮮人の取締りと弾圧
「一番楽な時は、気絶した時であった」―旭川と釧路の労働運動で検挙、拷問をうけた金興坤(キムフンゴン)さん―
北海道と朝鮮人
朝鮮人の取締り・弾圧と今日の関係
 
III 弾圧はこうして
「私は弾圧に加わった」―生活図画事件に検事局書記官としてかかわった板橋潤さん―
戦時下教育運動への弾圧―綴方教育連盟事件と生活図画事件を中心に―
 
IV 補『かたむいた天秤』(シリーズ4)
ゾルゲ事件に関する柄沢新証言
同期・同窓生の取調べに関して
「かたむいた天秤」の正誤表
 
V 講演―札幌郷土を掘る会月例会等でのもの
戦時下の北方美術教育運動と弾圧(北海道教育大学・小田切正)
戦前・戦中の朝鮮人の運動をとりまく背景について(在日韓国青年同盟・林炳澤(イムピョンテク))
 
資料 北海道における治安維持法下の主な弾圧事件一覧
判決文全文―人民戦線事件の桑原一氏に対する釧路地裁判決―
『極秘 特高関係要警戒人物一覧簿』(上)[全道四、六六一人中二、二八一人分]―天皇来道の陸軍特別大演習時の人権侵害―
 
注釈
主な参考文献
あとがき