図書オウドウ ラクド ノ センソウ000061125

王道楽土の戦争

サブタイトル1~10
戦後60年篇 NHKブックス;1046
編著者名
吉田 司 著
出版者
日本放送出版協会
出版年月
2005年(平成17年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
315p
ISBN
9784140910467
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Y86
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

1章 ピカドン・プレゼント
〈戦後〉の本質
マンハッタン計画
コンピュータの登場
戦後の「奥羽越列藩同盟」
ダブルフェイス
大江的ヒロシマ・ナショナリズム
《ピカドン・プレゼント論》
「暴力の自由」民主主義
個人主義・快楽主義の英雄
人民武装の物語と私的欲望優先主義
団塊=経済軍隊
〔補遺①〕 さらば、ゲバルトの季節、ようこそ快楽の宴
 
2章 鉄道立国―満州からのプレゼント
なかにし礼の〈満州〉
「満州は終わっていない」
鉄道ネットの夢
〈満鉄〉の国家改造能力
後藤新平の構想
波及効果
広軌派(後藤新平)と狭軌派(原敬)
一番目の方程式―私鉄沿線開発
二番目の方程式―新幹線
〈もう一つの満州〉建国=戦後日本
 
3章 王様の家来たちの物語
戦後経済体制の下半身
ホリエモン事件
戦後経済の〈一九四〇年体制〉
一九四〇年体制の〈生みの親〉
〈大政翼賛会〉のモデル
内閣顧問制
自動車と戦争
なぜ、一九三五年か?
トヨタと日産の育ち方・場所
自動車の〈戦時・軍事〉的な姿
戦中派世代の原罪意識と〈密教〉体制
《新しいものこそ古い》
戦後の〈植民地〉文学
〈植民地文学的心情〉の隠喩・暗喩
「新しい上着」
〈国内植民者〉
「年老いた慎太郎」の幻想物語
〝隠された暗部の部屋〟
石原テーゼ
「密教」体制批判
祖父・定太郎と樺太
疑獄事件と満州の阿片
「定太郎伝」の空白
 
4章 列島改造―「八百万の神々〈征伐〉戦争
「満州国」からの汚染
大東亜共栄圏の戦後アジアへの越境
満州からのプレゼント、アジア全域へ
石破茂の父
石破と角栄のタグマッチ
「道路三法」と「道路公団」の父
角栄と理研コンツェルン
「仮説の冒険」に道筋がついたぞ!
日本風土神の征伐史―神なき人間と土地
『なんとなく、クリスタル』の八〇年代
「夢の島」バリ島の女たち
〝大東亜「経済」共栄圏〟
バブルの時代
「夢の中へ」
〔補遺①〕 現代の肖像 石破茂
 
5章 バブルの中の「三つの王国」
バブル、大東亜共栄圏の経済版
石油
〝世界の中心で経済をさけぶ〟
水俣と三里塚の終わり
トーキョーの〝都市霊〟
都市への神々の逃亡と〝宗教ジプシー〟
オウム真理教
戦前と戦後の決定的な違い
団塊〈全共闘〉と〈中流の思想〉
三つの〝家族王国〟論
総パラサイト体制
女たちの参戦
「リアル満州」と〈性と労働〉の外国人請負化
 
6章 万物は流転する
近代一〇〇年の崩壊
〈湾岸戦争トラウマ〉
パラダイムの大転換
「何かが取り返しがつかぬまでに変容・・・・・・」
〈1号作品〉
〈2号作品〉
〈3号作品〉
〈4号作品〉
〈5号作品〉
〈6号作品〉
《街の広場の試金石》
《移動する力》
歌舞伎町
「戦ってはならない軍隊」の世界的価値
ヒルコ系とアメリカの世界的価値
〈世界の外部〉国家論
〈夢の中へ〉
 
引用参考文献