図書アバシリ クウシュウ ノ キロク000061123

網走空襲の記録

サブタイトル1~10
一九四五年七月一五日
編著者名
網走空襲の記録編集委員会 編
出版者
網走空襲の碑建立委員会
出版年月
1990年(平成2年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
466p
ISBN
NDC(分類)
211.1
請求記号
211.1/A11
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

発刊にあたって(松山恒雄)
碑文
「七月十五日の風」(菊地慶一)

一、北海道空襲と「網走空襲」(佐々木太良)
(一)戦争末期の状況
(二)網走市史の中の空襲
(三)道内各地の空襲
(四)米軍資料から
(五)新聞報道で見る
(六)「紅の海」「ハマナスのかげで」の発刊
(七)終戦当時の状況
網走空襲要図

二、網走空襲の概要(アメリカ海軍記録を中心に)(松本尚志)
(一)第三八任務部隊出撃す
(二)本州北部および北海道を攻撃せよ
(三)道東・道北・攻撃は第三八・一任務群
(四)重点目標は飛行場・航空機
(五)網走地区の重点攻撃目標は美幌飛行場だった
(六)七月一四日、全機発進せよ
(七)天候不良、目標を変更
(八)七月一五日、再攻撃が始まった
(九)空襲をまぬがれた、美幌飛行場
(十)攻撃隊網走へ
あとがき

三、私の網走空襲(手記)
ある少年の網走空襲(小野寺寛)
気象台観測塔から(樋口昭弘)
忌まわしき網走空襲のあの日(松田義久)
網走空襲余話(佐竹吉一)
兄の戦死(田野島好雄)
鎮魂賦(太田ナミエ)
遺品を受け取りに行く(五十嵐サイ)
空襲の日のこと(後藤菊子)
忘れられない光景(千葉俊子)
夏の日の記憶(宮津優)
藻琴高台から網走空襲を見る(操上秀峰)
看護婦として死傷者を(中村政子)
網走分遣隊の下士官として(世戸馥男)
昭和二十年の頃と空襲(中沢満蔵)
網走空襲の日(工藤朝子)
弾薬庫の入口に身をかがめ(斉藤早苗)
終戦と聞いて涙(藤田カツエ)
少年兵に教育訓練(藤井勇)
網走空襲で負傷して(筒井泉)
記憶に生々しい七月十五日(羽生辰次)
生涯の衝撃(土田虎雄)
右腕右股の負傷(中村三広)
身代わりになった少年兵に捧ぐ(森田芳雄)
軍服も武器もなく(仙頭三男)
十五日間の教育召集(佐々木信雄)
暗い夜衛兵に立つ(佐藤力男)
終戦一カ月前に(糸谷博昭)
田野島さんと立話して(菅野清)
空襲の日の記憶(岩本政広)
食料のことを話し合っている時に(岩下照之)
墓標につながる思い(舟橋彰子)

四、網走地方の戦時状況
斜里の艦砲射撃(黒田実)
電波警戒器から見た網走空襲(石川精一)
稚内海軍通信隊で(小笠原勇)
「戦時下の軍関係施設」
「戦時中の学校日誌」
「斜里海岸の艦砲射撃」

五、網走空襲を語る(座談会)
小野寺寛・泉井タオ・松村文儀・吉田寛

六、「網走空襲の碑」建立の記録(内藤憲一)
(一)紅の海と少年兵の碑
(二)平和を祈る集い
(三)帯広、釧路の防衛隊員
(四)防衛召集十五日間の記録
(五)太平洋戦争と少年兵
(六)負傷者からの便り
(七)少年兵の四十四年
(八)遺族たち

八、防衛隊員(少年兵)名簿
九、資料編(警防関係文書・貯水池工事費起債関係書類等)
一〇、戦時下の歴史年表・北海道空襲図

紅の海 網走空襲犠牲者の記録(菊地慶一)

編集後記