大正十五年生まれ(昭和元年)
大正十五年生まれについて(川添登)
幼年期
大正15年(0歳)~昭和13年(12歳)(宮脇俊三)
年表
ある「大正十五年生まれ」の生まれ方
「拾い物の人生」の始まり
川越から渋谷へ
最初の記憶
子供だけの世界―原っぱ
幼稚園に行くのがいやだった
幼な友達―タアちゃん
白木屋の家事と女性の服装
蓄音機・レコード・ラジオ・・・・・・
子どもたちの遊び
銀座を歩く人
女性の風俗
サイタ、サイタ、サクラガ、サイタ
青山師範付属小学校受験
早生まれと遅生まれ―大正十五年と昭和二年
齢より若く見える大正十五年生まれ
『小學國語読本』
行事の多い小学校
天長節の一日
昭和八年①―三原山の自殺
昭和八年②―東京音頭
昭和八年③―皇太子誕生
教科書
教科書をふりかえる
学校ごよみ
川遊びの思い出(湯川敏子)
円タクと見世物
アルミの弁当箱
遊び―水雷艦長・アウト鬼・丸跳び・・・・・・
この続きは明日のおたのしみ―紙芝居「今日は三越、明日は帝劇」
円タクで外出
観兵式と見世物小屋
少年倶楽部より
駄菓子屋さんの思い出(石塚民子)
秋祭り(K・I)
満州国皇帝から双葉山まで
満洲国皇帝
転居―渋谷から世田谷区北沢へ
二・二六事件の日
学校の移転
「神風号」の飛行
盧溝橋事件、そして慰問袋
生意気ざかり
映画と兄
『少年倶楽部』と「時間表」
「黙れ」事件と兄
双葉山七十連勝成らず
田んぼと手伝い(河原章子)
漫画の主人公たち
少年期
昭和14年(13歳)~昭和19年(18歳)(佐々克明)
年表
中学進学―挫折の始まり
昭和一年生まれです
成蹊高校尋常科受験
中学・高校七年制
暗く重苦しい学園生活
きわめつけの天長節
学園でのレジスタンス
「大東亜戦争」突入
英語の授業
体育教師のエンマ帳
赤と呼ばれた父
衝撃のあと
担任への反発
授業に対する破壊活動
先生との理論闘争
慰問の思い出(高橋京子)
父との思い出
軽井沢での出来事
昭和研究会
兵隊さんの見送り(吉岡悠子)
技は身を助く(上野三郎)
青春のテニス
テニス部へ入る
硬式テニス部へ転部
ブルジョアのスポーツ
部員との交流
初めての優勝
女学校時代から終戦まで(斎藤悦子)
中学校から高等科へ
理科か文科か
ゾルゲ事件とわが家
高等科進学
名前とゲートル
女学校、就職、結婚(畑野孝子)
徴兵検査をめぐって
徴兵年齢を繰り下げ
徴兵忌避の相談
医大受験
勤労動員―三菱戦車工場
新聞への投書
見事、徴兵忌避
国民学校の生徒たちと(宮田保子)
青年期以降
昭和20年(19歳)~(石田あき/市川賢)
年表
滿洲へ
女学校卒業
戦況悪化
いてもたってもいられない
滿洲行きの決意
大連へ
連絡船の中で
滿洲へは行ったものの(K・H)
滿洲での生活
大連港着
大連の街
関東州洋服統制会社
「大姉寮」での生活
バカンス
大連・連鎖街
大陸の気候
密出国での引揚げ(今野敬治)
戦争の急迫
危機感
従軍看護婦募集
内地のニュースと大連
玉音放送
滿洲人の変容
九死に一生を得る(高橋伊佐夫)
ソ連軍の進駐
敗戦時の混乱
ソ連軍の軍政
大連の日本人
経営者の変更
あふれる難民
引揚げ開始
引揚げ船を待つ
昭和二十二年二月―乗船
険悪な雰囲気―船内のもよう
東京大空襲の翌日―(原田浩次)
昭和元年生まれの昭和自分史(原信夫)
日本へ帰還
こみあげてくる泪―上陸
佐世保引揚援護局
リンチ事件
引揚げ証明書
五百円からの出発―郷里へ
入隊、即刻敗戦
新制大学一期生
「出征兵士」体験
敗戦ショック
ギター一筋(福原豊明)
病みあがりの大学
焼け野原の大学
買出し
学生アルバイト
学生の楽しみ
ラジオとレコード
映画と喫茶店
ダンスホール
食糧、そして苦学生
窓の外で(佐々克明)
大正十五年(昭和元年)生まれ人名簿
編集後記