図書キョウト サキョウ ノ ジュウゴネン センソウ000061063

京都・左京の十五年戦争

サブタイトル1~10
戦時下を生きた人々
編著者名
平和と民主主義をすすめる左京懇談会 編
出版者
かもがわ出版
出版年月
1995年(平成7年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
222p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/H51
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり 年表あり
和書
目次

はじめに
敗戦後半世紀の夏(井口和起)
 
I 戦争と知識人
同志社にかかわった知識人たち―能勢克男と住谷悦治を中心に(大塚賢司)
■戦時下の京都帝国大学(岩井忠熊)
暗黒の日々の流れに抗して生きる―真下信一の場合(有尾善繁)
河上肇の八月十五日(鰺坂眞)
■南禅寺時代(壽岳章子)
谷間の時代を生きた歴史家―清水三男(原田久美子)
戦時下に生かされたキリスト者―松村克己の求道(武邦保)
■佛教と戦争責任(加藤西郷)
「平和と民主主義」の旗をかかげて―末川博と立命館大学の再出発(後藤靖)
 
II 戦争と教育・文化
戦争と京大図書館(廣庭基介)
■戦時中の府立図書館(埜上衛)
動物園の戦争体験(小島一介)
■進駐軍と植物園(今井康雄)
■十五年戦争と美術界(岡田毅)
人見亨と「養正少年団」(梅田修)
■戦時下の小学校生活―私の絵日記から(西川久子)
■満蒙開拓青少年義勇軍と戦後処理(杉本源一)
被爆南方特別留学生サイド・オマール(早川幸生)
 
III 戦争と地域の人々
戦時下の女性のくらし―左京生活と健康を守る会下柳班の座談会の記録から
戦時下の医療(佐本昌平)
■安井信雄、山本秀雄、山本弘、三医師の足跡から(藤井洋一)
■大文字送り火(安西幸夫)
■陸軍病院と高野川引き揚げ者寮(中田進)
■町なかの戦争遺跡―国旗掲揚台(清水大吉郎)
■友禅の街・高野(円満字洋介)
■思い出話―川東の履歴書(佐々木米一郎)
京都左京における革新の伝統(梅田勝)
 
IV 私の八月十五日
戦争と平和のはざまを生きて(稲田達夫)
陸軍病院時代(足立道五郎)
新任教員の八月十五日(臼井照代)
現地召集・そして内乱の「満州」(浦本国治)
朝鮮での青春(浦本信子)
敗戦前後(加藤敏子)
あの日の少女は(倉崎久子)
天皇と進駐軍(高石清文)
私の戦前・戦後(他谷岩佐)
学徒動員の思い出(中嶋一男)
たった一人の弟の死(西村英子)
国民学校そして疎開(藤井晃子)
よくもまあ騙されたもの(馬原郁)
台湾で(横井多喜子)
戦争の傷跡(小野木喬)
戦争と原爆(安井暁)
「軍国少年」のその後(宮城泰年)
学童集団疎開覚え書き(金子欣哉)
 
あとがき
戦後まもない頃の左京区地図
主な参考文献
関連略年表