呉海軍工廠見習工の記録
まえがき(世話人代表 中家俊彦)
お祝いの言葉(呉市長 佐々木有)
お祝いの言葉(旧教官 神根信一)
第一章 見習工教育の沿革(坪田孟)
第一節 呉工廠の工員
第二節 呉工廠の見習工精度
第三節 呉工廠の見習工教育
第四節 製図工の座学教育
第五節 製図工以外の状況
第六節 職工教習所の開設とその背景
第七節 教習所の先生方
第八節 実業教育の状況
第九節 平時の見習工教育の周辺
第十節 中間管理者への途
第十一節 戦時下の見習工教育の状況
第十二節 見習工出身者の処遇
第十三節 工員養成所の終焉
関係参考資料
教育所勤務日記(神根信一)
第二章 旧教官・御遺族より
第一節 旧教官
回想(石田茂雄)
回想(宇土秋一)
思い出すこと(福井照夫)
手紙(渡辺一郎)
挨拶(山崎敏夫)
文部省認定の思い出(大谷正義)
第二節 旧教官御遺族
今は亡き父(小早川隆次)を偲んで(二女 小早川文子)
教習所長小早川海軍大佐について 小早川文子宛書簡より(上里実)
夫(住吉福次)を偲んで(夫人 住吉敏)
父(住吉福次)の履歴(長男 住吉静史)
父(山本俊吉)の想い出(長男 山本彰彦)
父(伊藤融)のこと(長女 上村和子)
父(中本高一)のこと(次男 中本淳治)
父(藤井貞治)のことなど(三男 藤井可哉)
第三章 同窓会御遺族より
父(角田好男)を偲ぶ(長男 角田敏行)
父(井村「旧姓浅海」謙亮)の思い出(二女 井村日登美)
父(瀬戸博明)のこと(長男 瀬戸邦明)
第四章 同窓生の記録
創世記の電気実験部に転任して(大正二年 水雷部 井上正雄)
呉工廠で育てられた私(大正六年 砲熕部 浜田義夫)
潜水艦主機械の排気異常音退治(大正十一年 電気部 木谷守男)
遙かな思い出(昭和二年 砲熕部 岡本喜代蔵)
小早川所長を憶う(昭和二年 電気部 竹本定雄)
電気実験部での思い出(昭和二年 電気部 竹本定雄)
「ラバウル」派遣の文官として(昭和三年 電気実験部 谷軍三)
今は昔、電気実験部(昭和三年 電気実験部 坪田孟)
明心寮の思い出(昭和三年 造船部 片岡豊一)
船通勤の思い出(昭和四年 水雷部 二藤忠夫)
私の教習所時代とその前後の世相(昭和四年 電気部 正藤繁)
教習所の思い出(昭和四年 電気部 安井正夫)
思い出の一齣(昭和四年 造機部 児玉武夫)
雑念(昭和四年 製鋼部 中本年美(旧姓蒔田))
無線屋として(昭和五年 電気部 國広栄吉)
ある見習工員の話(昭和六年 電気実験部 大本茂(旧姓田中))
懐かしい思い出(昭和七年 造機部 横井実)
山猿呉に出て(昭和八年 砲熕部 服部務)
教習所生徒であったことは、私の人生に如何に影響したか(昭和八年 砲熕部 野田利忠)
惜春の譜(昭和八年 水雷部 唐川正)
幻の新兵器(昭和八年 電気部 向井博(旧姓矢田辺))
青春の門は呉で開かれた(昭和八年 造船部 吉元正次郎)
ある人生 発破部長(昭和九年 砲熕部 牛田豊春)
青春は不完全燃焼(昭和九年 砲熕部 志水清)
思い出をたどって(昭和九年 水雷部 中家俊彦)
日給壱円弐拾銭也(昭和九年 造機部 金尾晃)
呉海軍工廠教習所等の思い出(昭和九年 造機部 椎木緑司
呉海軍工廠の思い出(昭和九年 造機部 難波和夫(旧姓石田))
私の回想録(昭和九年 造機部 毎熊好三)
感謝(昭和九年 造船部 青木七郎)
養成所同窓会設立について(昭和九年 造船部 結城恒幸)
友との出会い・別れ・再会、古い日記より(昭和十年 砲熕部 小林正孝(康幸))
わが転職の半世紀(昭和十年 砲熕部 灘弘)
戦艦大和の装甲鈑圧延機の設計(昭和十年 砲熕部 瀧谷吉)
工作科予備補習生のこと(昭和四年 電気部 正藤繁)
第一期海軍工作科予備補習生として(昭和十年 砲熕部 瀧谷吉)
可愛い子には旅をさせ、三年程他人の飯を食ってこい(昭和十年 砲熕部 松井敬之助)
松茸狩りの思い出(昭和十年 砲熕部 茅原通夫)
思い出(昭和十年 電気部 佐藤勝己)
音響機雷等に携わって(昭和十年 電気部 政木五郎)
海軍工廠共済組合年金の通算について(昭和十年 電気部 政木五郎)
感想(昭和十一年 水雷部 畝岡弘(旧姓平郡))
思うこと(昭和十一年 水雷部 柴田隆文)
疎開工場で(昭和十一年 水雷部 高橋捨巳)
わが人生のターニングポイント(昭和十一年 伝記実験部 岡田進)
思い出(昭和十一年 製鋼部 岸田圭一)
過ぎし青春の日々を憶う(昭和十二年 水雷部 亀田稔(秋陽))
東洋工業に就職して(昭和十二年 水雷部 中井次郎)
見習科・補修科の思い出(昭和十二年 電気部 遠藤久三郎)
武装青年競走大会「常勝呉工養」の記(昭和十二年 電気部 木之下喜人)
昭和十二年入所電気部生のクラス会について(昭和十二年 電気部 松田幸一)
友情五十年(昭和十二年 造機部 増田恭人)
敗戦の思い出(昭和十二年 造機部 菊池富久男)
ピカドンの思い出と同窓会(昭和十二年 造船部 桧垣保)
教習所の思い出(昭和十三年 砲熕部 槙岡義道)
寮生活の思い出(昭和十三年 電気部 久保正則)
回想(昭和十三年 電気部 高市坦)
思い出(昭和十三年 製鋼部 青野正義(旧姓大森)
クラス会のこと(昭和十三年 造機部 笠井敏行)
転勤顛末記(昭和十三年 造機部 多田常夫(旧姓井上))
見習工に思う青春の夢(昭和十三年 製鋼部 八條敏雄)
追憶(昭和十三年 造機部 村井一人)
洗心寮の思い出ほか(昭和十四年 電気部 佐藤強(旧姓井上))
武装青年競走大会「常勝呉工養」の記(昭和十四年 電気部 片桐太)
思い出(昭和十四年 電気部 芳賀毅)
昭和十四年入廠の思い出(昭和十四年 電気実験部 横田敏明)
配属現役下士官教員の想い出(昭和十四年 製鋼部 望月稔)
追憶(昭和十四年 造機部 北村恒信)
わが少年時代のふるさと(昭和十四年 造機部 児玉珠公)
呉の思い出(昭和十四年 造船部 志茂美義)
我が青春は爆薬代り(昭和十四年 造船部 和西稔)
若き日の思い出(昭和十四年 造船部 中村源吾)
私の青春それは呉(昭和十五年 水雷部 青山英明)
思い出は遥か彼方に(昭和十五年 電気部 鶴尾英雄)
呉工廠から広島へ(昭和十五年 造機部 植田正一(旧姓中道))
入廠時の思い出ほか(昭和十六年 電気部 笹田薫(旧姓田尾))
ブラスバンドの思い出(昭和十六年 電気実験部 岩崎弘次)
呉海軍工廠時代と工作科予備補習生のこと(昭和十六年 造機部 宮本忠一)
師を偲び古里を思う(昭和十七年 砲熕部 井上清)
忠誠寮の生活(昭和十七年 電気実験部 川上善男)
工員養成所最後の卒業生回想記(昭和十八年 砲熕部 井上清)
厳しかったが心に残る思い出(昭和十八年 水雷部 中川澄夫)
第五章 転載記録
呉海軍工廠を賄った電気(昭和三年 電気実験部 坪田孟)
磁気魚雷防禦装置の実験
呉工廠無名の歌人達
人間魚雷・回天(昭和十年 砲熕部 瀧谷吉)
いのちなりけり(七夕会の記)
短十二糎戦車砲の設計
年表
あとがき(編集委員長 野田利忠)
事務局を担当し編集に当って(事務局長 湯谷達雄)
世話人・編集委員名簿
別冊
会員名簿・呉海軍工廠一般図・工廠長訓示