図書目録リクグン シカン ガッコウ ジケン資料番号:000060924

陸軍士官学校事件 

サブタイトル
二・二六事件の原点 中公選書 ; 023
編著者名
筒井 清忠 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2016年(平成28年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
253p
ISBN
9784121100238
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/Ts93
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
 
第一章 皇道派と統制派の対立
長州閥と九州閥(薩摩閥)
バーデン・バーデン盟約から一夕会へ
青年将校運動
初期皇道派の成立と統制派の分化
偕行社会合
永田軍務局長の青年将校運動弾圧
 
第二章 陸士候補生と青年将校運動
米津事件―陸士内「赤化」事件
陸軍士官学校の革新派
村中孝次大尉らとの接近
辻政信中隊長の赴任
「スパイ」佐藤勝郎候補生の活動開始
 
第三章 「直接行動計画」から憲兵隊による検挙まで
引き出された「クーデター計画」
革新青年将校グループの宝亭会合
深夜の陸軍次官宅訪問―辻政信・片倉衷の突出
 
第四章 陸軍士官学校における捜査の展開
永田軍務局長と捜査の開始
片岡中尉の反省志向
武藤候補生の語る「スパイ」佐藤
次木候補生の「決意」と「不満」
佐々木候補生から見た青年将校との距離
荒川候補生の徹底否認
「スパイ」佐藤候補生の語る「真実」
取り調べにあたった各中隊長の意見
 
第五章 軍法会議から磯部・村中の免官まで
永田軍務局長と宮中グループ
一月十六日報告における「犯罪」の否定
匂坂法務官による「犯罪」成立へ向けての介入
「昭和の安政大獄」・誣告罪・処分決定
辻政信の「詫び状」と『粛軍に関する意見書』
 
第六章 真崎甚三郎教育総監から見た陸軍士官学校事件
「彼等最后の喘ぎ終わるべし」―真崎の希望
「今更如何ともなす能わず」―真崎の失望
「当時一方の中心たりし者が目下中央にありて押えんとしつつある」―真崎の罷免
 
第七章 陸軍士官学校事件の帰結―全体的考察
陸士士官候補生
佐藤勝郎候補生
片倉衷少佐
辻政信大尉
 
エピローグ
 
あとがき
文献
索引

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